2026年「Product Experience Summit Tokyo」が描く未来
2026年11月6日、東京で「Product Experience Summit Tokyo 2026」が開催される。この年次イベントは、商品情報管理(PIM)および商品体験管理(PXM)に関する最新の動向を探るもので、今年で8回目となる。
商品情報の未来を考える
「Product Experience Summit」は、これまでミズノやロート製薬、パナソニック コネクト、リコーなど、様々な企業が登壇し、実践的な事例を通じて商品情報の重要性を伝えてきた。このイベントでは、商品情報を統一して管理することで、企業がどのように顧客のニーズに応えられるかを探求してきた。実際、Eコマースやデジタルマーケティングが進化する中で、顧客接点の多様化が進んでおり、企業には強力で正確な商品情報の提供が求められる。
2026年のテーマは「When AI Agents Become Your Customers」。このテーマに基づき、AIエージェントが商品を探索し、判断し、購入までの過程に関与する新たな時代が到来する中、企業の営業やマーケティング戦略がどのように変わるかを考察する。
顧客の購買行動の変革
これまでのデジタルコマースは、顧客自身が商品の検索や比較を行い、最終的に購入へと進む構造であった。しかし、生成AIの進化により、その購買の流れが変容しつつある。新たなフローは『Search → Browse → Buy』から『Ask → Decide → Buy』へと移行している。顧客はAIに質問し、AIエージェントが数多くの商品を評価し、その情報をもとに最適な選択を助けることが期待される。
こうした変化は、企業が提供する商品情報の質に大きな影響を与える。「魅力的な商品情報」を作成するだけでなく、AIが商品を的確に評価・分析できるような情報整理や構造化も求められる。これにより、企業は顧客だけでなく、AIエージェントへの情報提供も考慮する必要がある。
Agent Experience(AX)の重要性
AIエージェントの台頭に伴い、企業はCustomer Experience(CX)に加え、Agent Experience(AX)も重視するようになる。AXはAIに対する情報をいかに効果的に提供するかを主眼に置く概念であり、従来の顧客体験とは異なる側面を持つ。商品情報とデジタル資産を正確かつ統一した形で管理し、必要なチャネルで提供する能力は、今後ますます重要になってくる。これにより、PIM、DAM、PXMの枠組みが、Agentic Commerceの基盤として位置付けられる。
企業の実績と今後の発表
これまでの「Product Experience Summit Tokyo」では、多様な業界からの登壇者が実績を共有しており、2026年も多くの企業が参加予定である。企業ごとのPIM/PXMへの取り組みを元にした具体的な事例や、デジタルチャネルでの戦略についてのセッションが行われる。
参加対象者
このイベントは、小売・消費財・製造業のCxOや事業責任者、オムニチャネルやECの責任者、営業・事業責任者など多くの方々に最適である。また、商品情報管理やデジタルアセットの活用を推進する担当者、AIを活用したデータ基盤を検討するITやDXの責任者にも有益な機会となる。
開催情報
- - イベント名:Product Experience Summit Tokyo 2026 (PXS 2026)
- - 開催日:2026年11月6日(金) 13:00~17:30(予定)
- - 会場:CIRQ 京橋(東京都中央区京橋3-7-1 相互館110タワー11F)
- - 参加費:無料(事前登録制/承認制)
詳細な情報や参加登録は公式サイトをご覧ください。登壇企業やセッション内容については随時発表される予定です。