サステイナブルスニーカー
2021-06-23 13:00:04

環境に優しいサステイナブルスニーカーの新モデルを発表

スピングルカンパニーが手掛けるサステイナブルなスニーカー



広島県府中市に本社を置くスピングルカンパニーが新たに発表したサステイナブルなスニーカーが注目を集めています。この新モデルには、環境に配慮した様々な工夫が施されています。特に、ハンドメイドの「SPINGLE MOVE」シリーズは、動物の皮革を効率よく使用し、余ったゴム材料を再加工することでサステイナビリティを追求しています。また、購入されたスニーカーの修理サービスを提供することで、使用期間を延ばし、循環型社会の実現に貢献しようとしています。

新ソールブランド「RUBEAR」



新たに導入されたソールブランド「RUBEAR(ルベア)」は、環境に優しい素材を用いて開発されています。「RUBEAR CNFソール」は、鉄の1/5の軽さでありながら、鉄の約5倍の強度を持つ植物由来のセルロースナノファイバーを配合しています。これにより、従来のソールと比較して摩耗性が約40%低減されています。この革新的な素材は、スニーカーの使用においてさらなる耐久性を提供します。

スピングルカンパニーは2022年秋冬モデルから、この「RUBEAR CNFソール」を使用したスニーカーを順次販売していく計画です。また、2023年以降には他の製品でもこの技術が採用される見込みです。さらに、「RUBEAR」のブランド名のもと、他の素材との研究・開発も進めていく方針です。

商品特長とラインナップ



今回発表されるスニーカーは、「SPINGLE MOVE SPM-172」および「SPINGLE MOVE SPM-295」の2品番です。「SPINGLE MOVE SPM-172」はシューレースタイプで、バルカナイズ製法を用いて製造されています。カラーはブラック、ベージュ、ネイビーの3色があり、サイズ展開はXSからXLまでの全7サイズ。希望小売価格は19,800円です。

一方、「SPINGLE MOVE SPM-295」はスリッポンスタイルで、同じくバルカナイズ製法で作られています。こちらはブラック、オレンジ、ネイビーの3色で、XSからLLまでの全6サイズが展開されています。希望小売価格は17,600円となっています。

バルカナイズ製法とは?



「SPINGLE MOVE」シリーズに使用されているバルカナイズ製法は、靴本体とゴム素材を結合するための特殊な技術です。この製法により、靴底が剥がれにくく、型崩れしにくい特性を持っていますが、生産過程の手間から採用するメーカーが少ないのが現状です。スピングルカンパニーはこの技術を駆使し、高品質なスニーカーを提供しており、職人の手作業によって一足一足丁寧に生産されています。

スピングルカンパニーの背景



スピングルカンパニーは、株式会社ニチマンのオリジナルブランドとして、2002年にデビューしました。地域の素材や伝統文化を取り入れたデザインを数多く発表し、ファッション業界でも注目を集めています。特に、ビジネスシーンに適した「SPINGLE Biz」シリーズも展開しており、スニーカーと紳士靴の良さを併せ持つ商品を提供しています。

本社所在地は広島県府中市で、モノづくりが盛んな地域に根ざしながら、80年以上のゴム加工技術を活かした製品作りに励んでいます。また、環境に優しい取り組みを強化し、循環型社会の実現を目指す姿勢が、多くの支持を得ています。

今後もスピングルカンパニーから目が離せません。

会社情報

会社名
株式会社スピングルカンパニー
住所
広島県府中市府中町74-1
電話番号
0847-41-5609

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