株式会社ワークマンの新素材XShelterとは
作業服業界のリーディングカンパニーである株式会社ワークマンは、2026年春夏シーズンに向けて、独自開発の新素材「XShelter」を用いた製品ラインを発表しました。この新しい素材は、特に厳しい気候条件下でも快適な着心地を提供することを目的としています。
XShelterの特性と進化
XShelterは、世界初の断熱機能を持つ素材として認識されています。これにより、衣服内の温度を30℃〜33℃、湿度を50%に保つことが可能であり、様々な気象条件でも快適さを維持することができるのです。特に今シーズンの注目は、新型の暑熱軽減素材「暑熱Ω」が登場することです。この素材は東レ株式会社とのコラボレーションによって生まれ、外気温が45℃に達する猛暑においても優れた熱中症対策を実現します。
また、XShelterはこれまで主に防寒着としての利用が中心でしたが、今後は「着る方が涼しい」という新しいコンセプトの下、暑熱対策に特化したアイテムを展開予定です。これにより、ワークマンは市場における競争力を一段と強化することを目指しています。
新たな製品ラインアップ
2026年春夏の新製品には、一般客向けのベーシックな半袖シャツやパンツなどが含まれ、さらに「WORKMAN Colors店」や「ワークマン女子店」に向けた商品も多数用意されています。XShelterを用いた製品は、ワークウェアだけでなく、スーツジャケット、ブルゾン、Tシャツ、ポンチョ、クライミングパンツなど、幅広いジャンルで展開されます。特に子供向け製品は需要が高まっており、今回も特別に製品ラインが強化されています。
新戦略と在庫管理の改善
過去の成功を受けて、ワークマンは現在、在庫管理の改善にも取り組んでいます。人気製品がすぐに売切れてしまうという課題を解決するために、マス化された製品展開へとシフトしています。新たに計画している4つの看板製品により、XShelterの認知度を高め、全売上の約5割を占めることを目指します。これにより、効率的な運営が可能となります。
PRイベントと販売戦略
ワークマンは、2026年2月9日に東京国際フォーラムで「Workman Colors&リカバリー新製品発表会」を開催し、メディア関係者に新製品を披露する予定です。また、4月16日からは全国8カ所で「XShelterラッピングストア」を始め、消費者に新製品を実際に体験してもらう機会を提供します。
ここまでの情報からも分かるように、XShelterは今後も進化を続け、ワークマンの成長を支えていく重要な素材となるでしょう。また、熱中症対策法令に基づき、今後ますます需要が高まりそうです。これからの新たな市場を築く上でも、XShelterが果たす役割は決して小さくありません。