埼玉県大宮で開催！CLT耐震壁を採用した新たなビルの構造見学会

埼玉県大宮での注目の構造見学会とは

埼玉県ふじみ野市の近藤建設が、2025年4月24日から25日までの2日間、大宮駅東口近くにて、CLT（クロス・ラミネイテッド・ティンバー）耐震壁を取り入れた新しいビルの構造見学会を開催します。このビルは、鉄骨造とCLTのハイブリッド構造を採用し、地域の環境保護にも配慮した次世代の建築物です。

見学会の概要

見学会は4月24日（木）と25日（金）に行われ、各日2回ずつの一般向けの案内と、報道関係者専用の特別セッションも設けられています。来場者は、構造の詳細やCLTの特徴について直接説明を受けられるほか、実際の材料を目にしてその魅力を感じることができます。

- 日時: 2025年4月24日（木）・25日（金）
- 場所: 埼玉県さいたま市大宮区大門町2丁目26
- 参加費: 無料（要予約）
- お問合せ: 049-263-5211（近藤建設本社）

予約フォームはこちらです。

CLT構造の魅力

CLTは、積層された木材を交互に重ねて接着したパネル材で、耐火性や耐震性に優れています。従来のコンクリートと比較しても遜色ない強度を持ち、急速に注目を集めています。また、国内で伐採された間伐材を使用するため、エコロジカルな側面も持ち、持続可能な社会に向けた取り組みの一環としても評価されています。

今回の施設では、中心市街地における環境への配慮を重視し、木材の使用がもたらす効果を最大限に活かします。また、耐震性に優れたCLTパネルを採用することで、安心して使用できるテナント空間を提供します。

CLTのメリット

- 環境への負担軽減: CLTパネルはCO2排出量を抑えることができ、工場での生産過程でも騒音や廃棄物を減少させる特徴があります。
- オープンスペースの実現: CLTパネルの高いせん断性能を活かし、広々とした空間を作り出すことが可能で、テナント誘致の際にもプラスに働きます。
- 施工効率の向上: 現場での作業を減らすことで工期を短縮し、建設業界の人手不足問題にもアプローチできます。

施主の思い

このビルの建設は、施主である有限会社ポルト企画様が大宮駅東口の歴史に新たな風を吹かせたいという強い想いから始まりました。木造のCLTに出会い、その可能性を感じた施主は、近藤建設と共に木造ビルの構造に取り組むことを決意しました。このプロジェクトは、地域社会にも新しい価値をもたらすものとして期待されています。