Think Squareの未来
2018-04-12 15:00:34
触れることで広がる科学の世界!Think Squareの成功と今後の展望
触れることで広がる科学の世界!Think Squareの成功と今後の展望
近年、日本において科学技術の停滞が懸念されています。特に、2005年から2015年の間に発表された研究論文の数が減少したことが指摘されており、この傾向を打開するための新たな取り組みが求められています。そんな中、標本に“触る”ことができる博物館「Think Square」の動向が注目されています。
Think Squareの誕生と活動の背景
Think Squareは、知的好奇心を刺激することを目的に設立された博物館で、訪れる人々が科学に触れ、理解を深められる場を提供しています。博物館のコンセプトは「日常生活に、科学によって知的好奇心を満たす時間を創出する」というもので、都心に位置し、会社帰りなどの時間に立ち寄れるような便利な場所で運営されています。
博物館では、実際の標本を手に取ることができ、その質感や重さを感じながら生き物の世界を探求することができます。このような体験は、まるで研究者と同じ視点で観察するかのような高揚感を提供し、来館者の学ぶ楽しさを倍増させます。
クラウドファンディングでの成功
Think Squareは、さらなる拡張を図るために、テーマ展「水陸両用の生き物展」の開催を計画し、その資金をクラウドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE」を通じて募集しました。驚くべきことに、プロジェクト開始からわずか数日で目標金額の400%を突破。70名以上の支援者からの出資を受けることに成功し、全ての展示に無料で入館できるVIP会員カードも発行されることになりました。
こうした成功から、Think Squareのコンセプトや手法は、社会からの関心を強く感じさせています。
知的好奇心を育む場としての展望
今後、Think Squareではさらなる展示企画の充実と、より多くの人々が科学に興味を持つきっかけを提供できるよう努めていく予定です。参加者が主体的に考え、体験を通じて学ぶ場を提供することで、科学と人々の距離を縮めていくことが目指されています。
「Think Squares Project」は、基礎研究を支援することも目的としており、ただ展示をするのではなく、実際に手に触れることで生じる学びの体験を大切にしています。未来の科学者や研究者を目指す子供たちにとって、こうした環境は非常に貴重なものとなるでしょう。
まとめ
Think Squareは、触れることで新たな発見を促す博物館として、科学の魅力を広める役割を果たしています。クラウドファンディングでの成功を機に、さらに多くの人に科学の世界への扉を開く活動が期待されます。今後の展開に目が離せません。
会社情報
- 会社名
-
ちそう株式会社
- 住所
- 東京都北区赤羽1-7-9赤羽第一葉山ビル4F
- 電話番号
-