日本最大のブルガリ展「カレイドス色彩・文化・技巧」
ローマの高級ジュエリーブランド、ブルガリが手掛ける日本における展覧会が、2025年9月から国立新美術館で開催されます。この展覧会の名称は「ブルガリ カレイドス色彩・文化・技巧」。在日イタリア大使館の後援のもと、10年ぶりとなるローマの名品を堪能できる機会です。
色彩の旅を体感する
この展覧会では、色彩が如何にしてジュエリー、アート、クラフツマンシップを表現するのか、訪れた人々は刺激的な体験を通じて理解できます。展覧会名の「カレイドス」は、ギリシャ語で「美しい」という意味と「形態」を持つことから、ダイナミックで変化し続ける色彩の世界への旅を表現しています。
およそ350点のブルガリのジュエリー作品が展示され、メゾンの歴史や、イタリアと日本の深い文化的つながりを感じることができます。注目すべきは、現代の3名の女性アーティストの作品。彼女たちは、色彩に対する独自の考察を通じて、本展に彩りを加えます。
ブルガリの色彩革命
ブルガリはその創業以来、色彩豊かなジュエリーのデザインにこだわり続けてきました。特に20世紀に入ると、伝統的なハイジュエリーとは一線を画した、鮮やかな色味を取り入れた作品で高い評価を得ました。その先駆者的な姿勢は、日本でも多くのファンを魅了し続けています。
展覧会の構成
本展では、3つの章を通じてブルガリの色彩の歴史を探求します。
- - 第1章「色彩の科学」では、色彩がどのように感覚に影響を与えるのかを探ります。
- - 第2章「色彩の象徴性」では、色が文化や感情に与える意味について考察します。
- - 第3章「光のパワー」では、色彩と光との関係に焦点を当て、視覚的な感動を引き起こす作品を集めます。
アートとジュエリーの融合
展覧会には、アートとデザインへの情熱を両国が分かち持っており、それを基にした新しい創造的なダイアログも展開されます。イベントに参加するアーティストたちは、ブルガリ作品との対話を通じて、自らの作品を通した新しい視点を提示します。
開催情報
この注目の展覧会は、ブルガリの卓越したクラフツマンシップとともに、参加者に色彩の力とアートの革新性を体感させてくれることでしょう。