和太鼓で学ぶ人権
2025-12-05 16:14:27
近畿大学が和太鼓を通じて人権教育50年を祝う特別行事を開催
近畿大学が人権教育開講50周年を祝うイベントを開催
近畿大学(大阪府東大阪市)は、2025年12月12日(金)に人権教育開講50年を記念する特別行事を開催します。この歴史的な旅の中で、同大学はさまざまな取り組みを行い、学生や教職員の人権意識を高めてきました。今度のイベントでは、一般社団法人和太鼓 絆を招き、和太鼓の魅力とその歴史的背景を通じて人権について考察する機会を設けます。
和太鼓の役割
和太鼓は、日本の伝統的な楽器の一つであり、その響きは日本文化の根幹を成すものであり、また、歴史的には皮革産業と密接に関連しています。皮革加工の技術には、牛や馬の皮を扱う高度な技術が求められるため、かつては「穢れに関わる仕事」として差別されていた経緯があります。この点を踏まえ、和太鼓の製造に携わる人々についての理解を深める重要なコードにもなっています。
近畿大学でのこの記念行事では、和太鼓 絆による講演と演奏が予定されており、歴史を通した人権理解を促進することを目的としています。特に、被差別部落の歴史に焦点を当て、和太鼓という日本の伝統文化を通じて人権について学ぶことの重要性を強調します。
人権週間に開催
本イベントは、12月に行われる「人権週間」(12月4日〜10日)や「人権デー」(12月10日)などに合わせて実施され、多くの人々に人権問題に目を向けさせる良い機会となるでしょう。日本の伝統文化である和太鼓を通じて、参加者が一層人権を身近に感じながら、それに対する理解を深め、意識の向上につなげることが期待されています。
開催概要
この特別行事は、近畿大学東大阪キャンパスの実学ホールで行われ、対象は近畿大学の学生と教職員、参加は無料で事前申込は不要です。定員は250名となっており、多くの参加が見込まれています。
和太鼓 絆について
和太鼓 絆は、大阪を拠点に活動する5つの和太鼓チームで構成された合同ユニットです。各チームは地元の文化を大切にしながら、和太鼓を通じて「人権・反差別・平和」を訴えています。彼らの演奏は力強く、感動的であり、参加者に深いメッセージを届けることでしょう。
まとめ
和太鼓を通じて人権を学ぶこのイベントは、近畿大学の人権教育開講50年を機により一層の人権意識を高めるための重要な取り組みです。日本の伝統文化に親しむとともに、歴史的背景を学び、勇気を持って人権を考えていくことが求められています。皆さんもぜひこの機会を逃さず、参加してみてください。
会社情報
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学校法人近畿大学
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