クリエイティブなアントレプレナー育成に向けた新しい連携
株式会社@カマタと一般社団法人ASIBAが新たな連携を結び、建築・デザイン・アート領域におけるアントレプレナーの育成を加速させる取り組みを開始しました。この連携は、両団体の専門知識とネットワークを共有し、クリエイティブな視点からプロジェクトの社会実装を進めることを目的としています。
連携の背景
株式会社@カマタは、大田区を拠点にインキュベーション施設KOCAを運営し、町工場とクリエイターの協働を推進しています。対して、一般社団法人ASIBAは若手クリエイター向けのインキュベーションプログラムを展開しており、建築・デザイン・アート領域におけるアントレプレナーシップの促進に注力しています。両者の連携により、互いのリソースを有効活用し、より良いプロジェクトを社会に提供することが狙いです。
連携の内容
この連携では、以下のような具体的な活動が行われます:
1.
ナレッジとネットワークの相互共有
株式会社@カマタは、70組以上のプレーヤーを支援してきた実績があります。このノウハウをASIBAと共有し、双方のネットワークを活用することで、新たな出会いやクリエイティブな反応を生み出す予定です。また、ASIBAは多くの企業や大学と連携し、若手クリエイターの支援プラットフォームを構築しています。
2.
Creative Entrepreneurshipに関するイベント
クリエイティブ分野において、アイデアを具体的な形にするための環境を整えるために、両者はトークイベントを共催します。このイベントでは、社会実装における可能性について議論を行い、参加者に新しい視点を提供します。
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イベント概要
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タイトル: 我々は「なに」をデザインするのか(仮)
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日時: 11月21日(金)13:00-20:40
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場所: SHIBUYA QWS
3.
プログラムの相互連携
両団体は東京都のスタートアップ支援事業「TOKYO SUTEAM」に基づき、相互に支援プログラムを展開します。この取り組みにより、クリエイター同士の交流や関連イベント、創業支援が一層活発になることが期待されます。
期待される効果
この連携によって、建築・デザイン・アート領域におけるアントレプレナーシップが育成され、参加者は自らのクリエイティブなアイデアを具体化しやすくなります。両団体が持つ知見やネットワークは、より多くの若手クリエイターにとって貴重な機会となり、社会的な影響を与えるプロジェクトの誕生につながるでしょう。
フィードバック
株式会社@カマタの代表、茨田禎之氏は、地域のものづくり資源とクリエイターをつなぎ、新しい挑戦者たちとともに社会に貢献する意義を強調しました。一方、ASIBAの代表、二瓶雄太氏は、「ビジネス」を単なる目的とせず、クリエイティブな挑戦を続けることの重要性を訴えました。
今回の連携は、東京のクリエイティブシーンを活性化し、新たな文化や事業を生み出す力強い一歩となるでしょう。両団体が協力して築くエコシステムは、今後の社会に革新をもたらすことが期待されています。