Japan Open ChainとIoTrustが提携しブロックチェーンエコシステムを強化

Japan Open ChainとIoTrustの業務提携

日本ブロックチェーン基盤株式会社が運営する「Japan Open Chain（JOC）」は、韓国のブロックチェーンウォレット企業、IoTrustと提携を結びました。IoTrustは、世界初の指紋認証対応コールドウォレット「D’CENT」を開発した革新的な企業であり、今回の提携により、日本を拠点としたWeb3ビジネスの推進を目指します。

このプログラム「JOC Development Partner Program」により、IoTrustの提供するD’CENTとWEPINの二つのソリューションがJOCに対応することにより、ユーザー体験が向上し、両国におけるブロックチェーンエコシステムの発展が期待されます。

IoTrustとそのソリューション

IoTrustは2017年に設立され、2018年にD’CENTを正式に発表しました。このハードウェアウォレットは、64以上のネットワークおよび3,600種類を超えるトークンに対応しており、指紋認証型やNFCカード型の製品があり、セキュリティを重視した設計がされています。また、企業向けのWEPINソリューションも特徴的で、1時間以内にアプリやウェブサイトへのWeb3ウォレットの組み込みが可能です。

これにより、企業はノンカストディアル型のウォレットを簡単に利用でき、複数のブロックチェーンにまたがる運用を実現することができます。

Japan Open Chainの先進性

Japan Open Chainは、ソニーグループのコーギア、NTTコミュニケーションズ、電通、TISなど著名な企業によって共同運営されています。これはEthereum互換のパブリックチェーンであり、金融やビジネス向けに特化した設計がなされています。

特筆すべきは、Ethereumと完全に互換性があり、さまざまなツールやスマートコントラクトがそのまま利用できることです。さらに、PoA（Proof of Authority）アルゴリズムを取り入れることで分散化とスケーラビリティをバランスよく確保しています。

手数料が非常に低く、NFTの発行も1円未満で行えるため、ビジネス展開にも非常に適しています。

今後の展望

今回の提携により、Japan Open ChainとIoTrustは、両国でのブロックチェーン技術の進展を促進し、特に韓国市場におけるインフラの強化を図ります。この連携が実現することで、Web3ビジネスが加速し、ユーザーがより利便性の高い環境でブロックチェーン技術を活用できるようになると期待されています。

日本ブロックチェーン基盤株式会社は、安心・安全に特化した運営を行い、信頼性の高い取り組みを展開していくとのこと。

お問い合わせ

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この提携を機に、ブロックチェーンの新たな活用法に期待が寄せられています。