VTIテクノロジーのジャイロセンサによる地球自転速度の測定
VTIテクノロジーが開発した3D MEMS(3次元微小電子機械システム)技術は、極めて高精度なジャイロセンサを生み出すことが可能です。フィンランドのタンペレ工科大学の研究によると、このMEMSジャイロセンサは、地球の自転速度を正確に測定できるとの結果が得られています。これまでこのような高精度な測定には、リングレーザージャイロ(RLG)のような高価な装置が必要でしたが、VTIの技術によってこれを克服できる可能性が示されています。
高精度な測定の可能性
VTIテクノロジーのプロダクトマネージャでジャイロセンサの専門家、ヴィレ・ヌルミアイネン氏は次のように述べています。「タンペレ工科大学の研究結果は、MEMSジャイロセンサが厳しい精度基準を満たす用途に適用できることを示しており、とても興味深いです。VTIのジャイロセンサは、小型で消費電力が低く、さらにリングレーザージャイロに比べてはるかに経済的です。」
ジャイロコンボセンサ SCC1300の実力
タンペレ工科大学の研究は、VTIのジャイロコンボセンサであるSCC1300を使用して地球の自転速度を測定しました。研究の中で、シーケンスローテーションとカルマンフィルターを用いた手法により、非定常バイアス誤差の補償や、温度や重力などの外的要因の影響を最小限に抑えることができることが明らかになりました。これは、地球の自転速度という非常に微細な角速度を測定するための重要な進展です。
ヌルミアイネン氏はこの技術の特性についてこう語っています。「VTIのMEMSセンサSCC1300はMEMSセンサエレメントとASIC(特定用途向け集積回路)を一体化し、非常に高い安定性、低ノイズ、高精度を実現しています。SCC1300はジャイロセンサと3軸加速度センサが統合されているため、多岐にわたる製品に利用されています。」
新たな市場の展開
この研究は、さまざまな計器や装置メーカーにとって朗報となります。特に、ナビゲーション機器の分野では、小型で安価なジャイロセンサが求められる一方で、リングレーザージャイロに匹敵する精度も必要とされています。これにより、歩行者向けナビゲーションやジャイロコンパスなど、精度が要求されるアプリケーションが増加しています。この研究は、VTIのジャイロコンボセンサSCC1300がそのようなアプリケーションに適していることを証明しています。
VTIテクノロジーの紹介
VTIテクノロジーは、加速度センサ、傾斜センサ、ジャイロセンサのトップメーカーであり、自動車や医療機器、産業機器、コンシューマエレクトロニクスなど、幅広い分野で製品が活用されています。その原因となるのは、VTIが持つ3D MEMS技術であり、シリコンMEMS容量式センサの開発にデザインされています。これにより、高性能なセンサ製品を市場へ提供することが可能となっているのです。
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