新商品開発ゼミがダーツライブと連携し、新たなプロジェクト始動

新商品開発ゼミとダーツライブ、産学連携プロジェクト開始

東洋学園大学の現代経営学部「新商品開発ゼミ」は、株式会社ダーツライブとのコラボレーションプロジェクトを開始しました。このプロジェクトは、2025年5月から始まり、現在は最終的な提案に向けた準備を進めています。ダーツ業界が抱えるさまざまな課題に対して、学生たちの新鮮な視点やアイデアを活かして解決策を考えることが目指されています。

キックオフイベントの開催

プロジェクトのスタートとして、5月26日に行われたキックオフイベントには、ダーツライブのサービス事業本部長、嶋宣幸氏を招きました。彼は企業の概要やダーツ市場における現状についての講演を行い、特に同社のダーツマシンが国内で月に1,600万回以上プレイされているデータを共有しました。この数字は、ダーツがますます人気を集めていることを示しています。

しかし、講演ではダーツに対する「敷居の高さ」という印象が新規参入の障壁となっていることも指摘されました。この問題を解決するために、ゼミ生たちは「ダーツをやらない人が感じる壁」という視点から意見を出し合うグループワークを行いました。

学生たちの高い関心

イベントに参加した学生のほとんどがダーツを経験したことがあり、その関心の高さが伺えました。この高い興味を背景に、ダーツライブ社は学生がリアルな体験を積めるように、キャンパス内にダーツボードを7月まで設置することを決定しました。これにより、学生たちは日常の中で実際にダーツを体験しながら、問題解決に向けた取り組みを行うことが可能になりました。

授業終了後には、学生たちが実際にダーツを楽しむ時間も設けられ、学びながら楽しむ姿が見受けられました。

今後の展望

プロジェクトは7月に中間発表を行い、その後は9月以降に最終提案が計画されています。学生たちは企業と密接に連携しながら、自らのアイデアを具現化していきます。柔軟な発想を持つ学生たちと、実務での経験が豊富な企業との協力を通じて、ダーツに新たな価値や可能性をもたらすことが期待されています。これからの展開が楽しみです。