東京建物、3Dプラットフォーム「ROOV」の全社採用を発表!
不動産業界に革新をもたらすニュースが舞い込んできました。東京建物株式会社が、スタイルポートが開発した3Dコミュニケーション・プラットフォーム「ROOV」を新築分譲マンション「Brillia」の販売に全社で導入することを決定しました。この採用は、今後の業務効率化と顧客体験の向上に寄与することでしょう。
「ROOV」が選ばれた理由
東京建物では、2023年から物件単位で「ROOV」を利用していました。営業現場からの高評価を得た結果、全社導入に至りました。特に、以下の点が決定的な要因となったようです。
- - 使いやすさ:利用者からは「使いやすい」との声が多数寄せられました。
- - コストメリット:採用物件数が増えていく中でのコスト効率を考慮しました。
- - 継続的なアップデート:スタイルポートの技術革新と今後の成長に期待が寄せられています。
住宅営業第二部の池田主任は、「以前から全社での活用を視野に入れていたが、競合製品との比較を慎重に行った結果、ROOVが最適だと判断した」とコメントしています。
さらなる進化を遂げる不動産業界のDX
「ROOV」の全社導入は、不動産業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)の加速に寄与します。従来はプロジェクト単位での導入が多く、以下のような課題がありました。
- - 部分最適に留まり、DX効果が限定的であったこと。
- - ノウハウが個人に依存し、組織としての知識が蓄積されなかったこと。
- - セキュリティ管理が困難であったこと。
「ROOV」の全社導入は、こうした課題を解決し、利用者全体にわたるデータの可視化、ナレッジの共有、そしてセキュリティの強化を期待できます。
3Dコミュニケーション・プラットフォーム「ROOV」について
「ROOV」は、未完成の物件を仮想で内覧できる「ROOV walk」と、住宅販売に必要な情報を一元管理する「ROOV compass」の2つのサービスで構成されています。このプラットフォームにより、利用者は時間や場所に制限されることなく、空間を共有し理解を深めることが可能です。
2024年からは、オフィスや物流倉庫、アリーナなど非住宅領域に対応する「ROOV.space」も提供予定です。このようなサービス拡充により、スタイルポートは「空間の選択に伴う後悔をゼロにする」というミッション達成に向けて、さらなる開発と改善に努めています。
まとめ
東京建物が「ROOV」を全社で採用したことで、新築分譲マンション「Brillia」の販売に新たな風が吹き込みます。顧客にとっても、より良い体験が提供されることが期待されています。スタイルポートと東京建物のコラボレーションにより、今後の不動産業界でのDXの進展に要注目です。