ヨンデミーレベル特許取得
2025-09-30 12:53:34

読書力を育む新たな指標「ヨンデミーレベル」が特許取得

読書力を育む新たな指標「ヨンデミーレベル」が特許取得



昨今、子どもたちの読書離れが深刻な問題となっています。そこで、新しいアプローチを提供するべく、株式会社Yondemyが開発した「ヨンデミーレベル」が特許を取得しました。この独自指標は、子ども一人ひとりの“読む力”に基づいた本の難易度を示すもので、読書体験を大きく変える可能性を秘めています。

ヨンデミーレベルとは?


「ヨンデミーレベル」は、児童書や絵本を含む1,000冊以上のデータをもとに構築された指標です。この指標では、文章の難しさを数値化し、子どもたちが自分に合った本を見つける手助けをします。具体的には、漢字やひらがな、カタカナの使用頻度、一文の長さといった複数の要素を考慮し、その結果をもとに難易度を判定します。

この新たな指標が生まれた背景には、海外での「Lexile指数」の存在があります。英語圏では自分の読解力に合った書籍を選ぶ文化が根付いていますが、日本ではそのような客観的な指標がないため、読書に対して興味を失う子どもたちが多いことが問題視されていました。そこで、Yondemyは日本語の特性を考慮した独自の指標を開発することに成功しました。

読書の楽しさを広げる影響


「ヨンデミーレベル」の導入により、子どもたちは無理なく自分に合ったレベルの本を見つけることができるようになります。また、難易度に応じた読書を進めることで、自信を持って読書に挑戦することができるのです。このように、適切な本と出会うことは、子どもたちの読解力を高めるだけでなく、読書へのモチベーションをも生むことにつながります。

さらに、この指標は日本漢字能力検定(漢検)と連動しているため、家庭や学校での学びに役立ちます。お子さまの漢字力に応じた本を選ぶことで、自然と読書が進む環境が整います。

実績と今後の展開


「ヨンデミーレベル」は現在、日本全国の書店での活用が進み、大垣書店やふたば書房で見かけることができます。また、未来屋書店とのコラボーションフェアでも導入され、様々な場所での普及が期待されています。Yondemyは、今後、出版社や教育機関との連携を強化し、より多くの子どもたちに本を楽しむ機会を提供していく方針です。

特許取得は、Yondemyにとっての新たな一歩に過ぎません。同社は、読書支援にとどまらず、子どもたちの総合的な学習能力向上へと展開を進め、日本の教育文化において新たなスタンダードを確立することを目指しています。

会社情報


株式会社Yondemyは、2020年に設立され、新たな読書文化の創造に挑戦しています。「読書は、一生モノの習い事」をテーマにしたオンライン習い事「ヨンデミー」を運営し、全ての子どもに合わせた読書体験を提供しています。子どもたちが楽しみながら成長できる環境を整えることで、読書の未来を明るく照らすことを目指しています。

この「ヨンデミーレベル」が日本の読書教育の革新につながることを、私たちは期待しています。読書の楽しさは一生の宝となります。様々な本との出会いを通じて、子どもたちの成長を見守りたいと思います。


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会社情報

会社名
株式会社Yondemy
住所
東京都渋谷区渋谷2丁目14-13岡崎ビル810号室
電話番号

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