多言語プレゼンテーション大会『LEX Multilingual Presentation for Youth Tokyo』の開催
2025年3月20日、大田区民ホール・アプリコで、若者たちが多言語で自己の体験を発表する『LEX Multilingual Presentation for Youth Tokyo』が開催されます。主催は、一般財団法人言語交流研究所が運営するヒッポファミリークラブで、当日は世界各国から集まった35名の若者が、その独自の観点から多文化を反映したメッセージを発信します。このイベントは、オンライン配信も行われる予定です。
多言語プレゼンの背景
この大会は、2015年に始まり、これまでに約300人以上の若者たちが登壇してきました。多言語教育を通して、コミュニケーションの重要性を実感し、それを元にメッセージを社会へ届けようとする試みです。予選には、国内外から87名の参加者が集まり、各自が3分間のプレゼンテーションを行いました。見事選考を通過した35名は、日本のみならずベトナムや韓国、イタリア、アメリカなど多国籍の留学生も含まれています。
開催詳細
- - 日時: 2025年3月20日(木・祝)13:00~18:00(開場12:30)
- - 場所: 大田区民ホール・アプリコ(東京都大田区蒲田5丁目37-3)
- - 参加費:
- 会場参加: 大人3,000円、中高大生2,000円、小学生以下1,000円
- ライブ配信参加: 2,500円(1端末あたり)
公式サイトにてチケット購入の案内がされていますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。
プレゼンの条件と審査体制
参加者は、自らの多言語体験に基づいたメッセージを発信することが求められます。プレゼンテーションは、3言語以上を使用し、誰でもわかりやすい内容となるよう工夫されています。審査員は、言語交流研究所の理事や学識経験者ら約20名で構成され、選考基準は「多言語」「メッセージ性」「プレゼンテーション」となっています。
多様性を受け入れる社会へ
この大会は単なる言語の発表の場ではなく、多文化共生社会の形成に向けた重要なステップとも言えます。若者たちが語る多言語からの視点は、様々な人々に響くメッセージとなることでしょう。ヒッポファミリークラブは、今後も国際理解を進める活動を続けていきます。
過去の大会とオンライン予選
2024年12月14日にはオンラインで公開された予選も好評で、当日は900名以上が視聴しました。今後の大会に向け、多くの若者がこの素晴らしい機会に参加し、多言語の魅力を発信できることを期待しています。これまでの大会の様子は、YouTubeで視聴できますので、ぜひご覧ください。
最後に
若者たちの多言語プレゼンテーション大会、『LEX Multilingual Presentation for Youth Tokyo』は、言語の枠を超えたコミュニケーションの重要さを再認識させてくれる場になること間違いありません。多様な体験を持つ若者たちが、未来に向けてどのようなメッセージを届けるのか、ぜひその目で確かめてみてください。