若手アーティストの新たな挑戦
東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京が共同で運営し、アーティスト支援のための創作スペース「START Box」。このプロジェクトは、若手アーティストに必要な創作場所を提供することを目的としており、特に都営住宅の空き店舗を活用しています。2024年のこの秋、再び「START Box EXHIBITION」が有楽町で開催されることが決定しました。
「START Box EXHIBITION vol.2」詳細
この展示会では、START Boxで活動する若手アーティストによる多彩な作品が一堂に会し、アートの魅力を伝えます。展示会の期間は2024年9月3日から8日までで、開催時間は毎日12:00から18:00、3日のみ20:00までとなっています。会場は、千代田区の国際ビル1階「YAU CENTER」です。入場は無料で、どなたでも気軽に訪れることができます。
出展作家たち
今回の展示には、阿久根瑠聖、三本木歓、田中唯子、中村亮一、林田真季、ヒラヤマミオ、広光、藤瀬朱里、そしてYUSEIといった才能あふれるアーティストが参加します。彼らの想像力豊かな作品を鑑賞することができる貴重な機会です。
特別イベント
さらに、出展作家による特別なイベントも開催されます。9月3日(火)の18:00から20:00には、YUSEI氏が行うライブペインティングイベントが行われ、参加者はその創作過程を間近で観ることができます。また、9月7日(土)には、インディペンデントキュレーターの長谷川新氏をゲストに招き、出展者によるギャラリートークも実施されます。トークは14:00から15:00と、16:00から17:00に分けて行われるので、ぜひ参加してみてください。
START Boxについて
東京都が進める「START Box」は、アトリエの確保が難しい若手アーティストたちに対して、創作活動を行うための場所を提供するプロジェクトです。2023年4月には渋谷区の空き店舗を利用した「START Box ササハタハツ」を開設し、11月にはお台場に新たなスペース「START Box お台場」をオープン予定です。これらの取り組みにより、若手アーティストの活動がより広がることが期待されています。
YAUの役割
有楽町アートアーバニズム(YAU)は、アートが街とともにコラボレーションして、イノベーションを生み出すためのプログラムです。2022年に始まり、東京都と共催でアート制作過程を公開することで、多くの人々との出会いを促進しています。2024年3月には国際ビル1階に「YAU CENTER」がオープンし、街との接点を増やすことで「アーティストがいるまち」を実現するために努めています。
お問い合わせ
「START Box EXHIBITION vol.2」やSTART Boxについての詳細は、以下の連絡先までお気軽にお問い合わせください。
- - 生活文化スポーツ局文化振興部文化事業課: 03-5000-7234
- - 公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京企画部広報課: 03-6256-8432
都心で新たなアートの発信地として、皆様の訪問を心よりお待ちしております。