資本家マインドの秘訣
2021-10-26 11:22:23

資本家マインドを育む「プロデューサーシップ」の極意とは

サラリーマンが資本家マインドを身につけるための一冊



日本経済は、長期にわたる低迷期と人口減少に伴う厳しい現実に直面しています。その中で働く人々、特にサラリーマンは、自分を成長させ、時代に合った生き方を模索しています。そこで注目されているのが、サラリーマンが資本家のマインドを身につけるための「プロデューサーシップ」です。これは自己を活かしながら、他者や組織のためにも価値を生み出す考え方です。今回ご紹介するのは、NPO法人ZESDAとマイクロベンチャー出版社の紫洲書院が共同で制作した『プロデューサーシップのすすめ』という事例集です。

新しい資本主義の道筋



2021年に発表された岸田政権の「新しい資本主義」という概念はまだ浸透していません。メディアで語られるように、日本の労働市場は停滞しており、給料も上がらないという現状があります。こうした状況下では新たなビジネスを生み出す起業家の重要性が強調されていますが、実はプロデューサーの存在も見逃せないという点に焦点を当てる必要があります。

プロデューサーの役割



起業家が新たな事業を立ち上げる際には、資本や人脈、スキル、情報が求められます。しかし、これらのリソースを持つのは一人の起業家では難しく、彼らを支えるプロデューサーの存在が不可欠です。営業やコンサルタント業務をしている人々は、周囲の調整に追われがちですが、実際には彼らが主役としての確固たる役割を果たすこともできるのです。

講演会から生まれた書籍



NPO法人ZESDAは「日本の技術と世界のニーズをつなげるプロデューサーの支援」を目指す団体であり、これまで多くの講演会を開催してきました。そこで得られた知見や事例を結集し、紫洲書院との連携で出版されたのが『プロデューサーシップのすすめ』です。この書籍では、さまざまな現場で活躍しているプロデューサーたちの実践的なアプローチや成功事例が紹介されています。

著名なプロデューサーたち



書籍には、NHKの小堺正記氏やアイドルグループのオリジネイターである伊藤公法氏、さらには宇宙開発を支援する島田一雄氏など、多彩なバックグラウンドを持つプロデューサーが登場しています。彼らがどのようにして「チエ・コネ」といった資本を獲得し、それをどのように活用しているのかを解説しています。これにより、サラリーマンでも自己成長が可能であることを実感できるでしょう。

書籍の内容と目的



本書は、自己を起業家やクリエイターに育てることができず、日々の調整業務に疲れた営業マンやコンサルタントたちに向けたメッセージを発信しています。「プロデューサーシップ」という言葉の意義を深く理解し、内閣府が策定した「Society 5.0」を用いた新しい社会における人間の役割について考察する内容も含まれています。また、既に人気を博している『グローカルビジネスのすすめ』の姉妹編としての位置づけもあるこの本は、失われた30年を乗り越えようとする日本の未来に対する具体的な提案をしています。

書籍の購入先



『プロデューサーシップのすすめ』は、Amazonや紫洲書院公式オンライン書店「ホンノカクレガ」で購入できます。興味のある方は、ぜひ手に取ってみてください。サラリーマンが新しい価値観を持ち、自分自身を高めるヒントが得られることでしょう。

会社情報

会社名
有限責任事業組合 紫洲書院
住所
大津市坂本 3-2-373-2-37
電話番号
070-4198-1617

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