岡山大学の躍進
2025-12-21 22:36:21

岡山大学の学生が「岡山イノベーションコンテスト2025」で栄光を手にした理由とは

岡山大学の躍進



2025年11月29日、岡山県倉敷市で開催された「岡山イノベーションコンテスト2025」で、岡山大学の学生が素晴らしい成果を収めました。このコンテストは、中国銀行や山陽新聞社、サンマルク財団などが主催する地域最大級のビジネスコンテストであり、岡山・備後地域の起業家育成と新産業創出を目指しています。今回で9回目を迎えるこの大会には、多数の優れた応募が寄せられ、その中から厳選された15名のファイナリストが熱いプレゼンテーションを行いました。

大学院環境生命自然科学研究科の村瀬遊大さんは、大学・専門学校生の部において部門賞を受賞しました。村瀬さんの発表テーマは「酵母で“死ぬほど”作らせるタンパク質大量生産革命」。独自のタンパク質生産技術「gTOW法」を駆使し、高価なたんぱく質をより安価に、大量に生産する仕組みを提案し、将来的には培養肉が日常的に食卓に並ぶ未来を描きました。

村瀬さんは、岡山大学が整備した学生プロトタイピング拠点「おかやまテックガレージ」の第1期生としても知られています。受賞後のコメントで、「テックガレージでの経験が最初の挑戦の場を与えてくれた。今後はこのプランを具体化し、KIBINOVEに拠点を置いて事業化に向けた挑戦を進めていきたい」と抱負を語りました。

他のファイナリストの注目発表



コンテストでは村瀬さん以外にも注目すべき発表がありました。大学発ディープテックとして、学術研究院医歯薬学域の内山淳平研究教授が「抗菌酵素で切り拓く、動物薬の創薬支援」というテーマで国際的課題に取り組む姿勢を示しました。また、工学部機械システム系の伏谷健太郎さんは、「製造業×ロボット×岡山で『未来の工場』を実現する」と題したプレゼンテーションを行い、製造業の効率化に向けた革新的なロボット導入のビジョンを共有しました。

岡山大学の挑戦



岡山大学は、研究者と学生の挑戦を支援し続けています。地域と共に岡山大学から次世代の起業家を育成するために力強く取り組んでおり、受賞した村瀬さんの成果はその一環です。今後もさらなる研究とイノベーションを推進し、地域に根ざした持続可能な社会を目指します。また、地域中核・特色ある研究大学として、岡山大学の未来への期待感は高まるばかりです。

このようなコンテストを通じて岡山大学が示した取り組みは、学生たちのやる気を喚起するだけでなく、地域全体の活性化にも寄与しています。これからも岡山大学の挑戦を追い続けたいと思います。


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会社情報

会社名
国立大学法人岡山大学
住所
岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス本部棟
電話番号
086-252-1111

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