クラブピラティスが海を越えて新たな扉を開く
2025年3月、クラブピラティスがシンガポールで全く新しい留学制度を導入します。このプログラムは、異文化に触れ、キャリアを築くことを目的としており、対象は日本国内で活動するクラブピラティスのインストラクター全員です。これにより、インストラクターたちは半年間の海外経験を通じて、スキルを向上させ、自身の人生をより豊かにすることができます。
シンガポール留学制度の詳細
この留学制度は、2024年7月にスタートしたもので、クラブピラティスのシンガポール店舗でのレッスンや営業活動を約6か月間にわたって行います。参加するインストラクターは、会社から給料や住まいなどの支援を受けるため、安心して新たなチャレンジに取り組むことができます。特に印象的なのは、会社が留学に必要なビザの手続きをはじめ、一連のサポートも行う点です。これは、参加者が不安なく海外での仕事に集中できる環境を提供するものであり、ビジネス分野での貴重な経験を積むことができます。
現地インストラクターの声
今回の制度は、クラブピラティス宇都宮でGM兼インストラクターとして活躍しているAyumiさんのような例からも、その成功を窺わせます。彼女は資格ゼロの状態からクラブピラティスに入社し、セールスを担当しつつインストラクター資格を取得しました。それに伴い、彼女は多様なレッスンプログラムを展開するなど、そのスキルを高めてきました。
Ayumiさんは「海外志向やピラティスへの熱意を活かせる環境が整っていることに魅力を感じ、入社を決めました」と語ります。そして、2025年からのシンガポール留学に対する期待感と不安感を共に抱きつつも、「一度きりの人生、迷ったらやってみるというモットーを大切にし、挑戦を続けたい」と意気込みを示しています。
グローバル人材育成の背景
シンガポールは多国籍の街であり、英語が広く使われているため、留学には最適な環境です。この制度によって、参加者は単なるレッスンの進行だけでなく、現地の市場や文化に直に触れながら成長することが期待されています。将来的には、海外での経験を活かして日本で次世代の教育に携わる道も開かれているのです。
CLUB PILATESとは
この計画の背後には、2007年にカリフォルニア州で設立された『CLUB PILATES』という、世界最大級のマシンピラティスブランドが存在しています。全国に1,000以上の店舗を展開するこのブランドは、ピラティスを通じて身体を整え、リハビリテーションやスポーツパフォーマンスの向上を図るなど、幅広い目的で利用されています。これにより、一般のフィットネスの枠を超えた価値を提供しています。
まとめ
クラブピラティスのシンガポール留学制度は、単なる海外経験の提供のみならず、参加者の人間的成長をも視野に入れた魅力的なプログラムです。この機会を逃さず、自身のキャリアをステップアップさせることを意識して、挑戦してみることが大切です。日本とシンガポール、両国での経験を持った新世代のインストラクターたちが、これからどのように変革をもたらすのか、非常に楽しみです。