GXリーダーの学び
2025-11-25 17:30:45

環境経営に特化した大学院の新たな学びの場、「曖昧さに強くなる」セミナー開催

環境経営大学院大学が目指す未来



学校法人平野学園が設立を目指す『環境経営大学院大学(NECSUS)』は、環境経営の重要性が高まる中、社会人向けの学びの場を提供しています。その一環として、11月29日には特別セミナー『曖昧さに強くなる思考法―ネガティブ・ケイパビリティから学ぶ持続的成長のヒント―』を開催します。これは、企業や個人が不確実性の中で持続的成長を求められる時代にふさわしい内容となっており、参加者には貴重な知見を提供します。

セミナーの意義と内容



環境経営大学院大学では、将来的にグリーントランスフォーメーション(GX)の時代に適応できるリーダーを育成することを目指しています。GXとは、環境負荷を減らしながらも経済成長を遂げるための戦略であり、企業はこれを経営戦略の中心に据える必要性が増しています。この背景を受けて、NECSUSでは現在も準備期間を経て、実践的な学びを提供するセミナーを続けています。

本セミナーには、田中稔哉氏(株式会社日本マンパワー代表取締役会長)が講師として参加。『ネガティブ・ケイパビリティ(不確実性に耐える力)』と『ポジティブ・ケイパビリティ(本質を見極め課題を進める力)』の2つの観点から、日々直面する組織内の葛藤にどのように向き合い、解決策を見出すかについて考察します。これは、環境経営という複雑な課題に対処するための重要な視点です。

持続可能な社会の実現に向けた人材育成



当大学院は、環境社会課題を経営戦略に統合し、持続可能な社会の実現に貢献できる人材の育成を目指しています。主な目的は、以下の3つの能力を養うことです:
1. 戦略構想力 - 環境社会課題を経営戦略に組み込み、事業機会を創出する能力。
2. 事業実装力 - サステナブルなビジネスモデルを具体化し、推進する能力。
3. 組織変革・牽引力 - 多様なステークホルダーを巻き込み、組織の変革をリードする能力。

これらの能力は、持続可能な未来を切り開くために不可欠です。セミナーを通じて、大学院での学びを先取りできる機会を提供し、参加者が実践的な知識や技術を得られることを目指しています。これまでにも多くのセミナーを開催し、各分野の専門家を招いて最新の情報や知見を共有してきました。

これからの取り組み



2025年11月からは、大学のボードメンバーが登壇し、模擬授業として環境経営に限らず、経営者が必要とする多様なスキルを提供するオンラインセミナーも予定しています。トピックは、サステナブルなビジネスの視点から未来を動かす方法など、幅広く展開される予定です。

同時に、ニュースレター『NECSUS Green File』も月2回発行しており、環境経営の最新動向や教員のコラムを通じて、広く受け手が情報を得られる機会を提供しています。このような学びのコミュニティを通じ、開学を心待ちにする皆様と共にGXリーダーを育成していきます。参加希望者は、ぜひ公式サイトからお申し込みください。

このセミナーをきっかけに、新しい視点で環境経営について考える一助となれば幸いです。今後の展開にご注目ください。

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学校法人平野学園 環境経営大学院大学設置準備室
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