福島12市町村つながりづくりプログラムが始動
福島県では、福島イノベーション・コースト構想推進機構が運営する「ふくしま12市町村移住支援センター」によって、令和7年度の新たなプログラムが進められています。このプログラムは、福島第一原子力発電所の事故により避難指示が出された福島12市町村への移住や定住を促進するための取り組みで、2021年7月から始まりました。
現在、避難地域の住民たちに向けた更なる支援が実施されており、移住者やその希望者にとって、住みよい地域作りを支援しています。毎月2ヶ月に一度配信されるニュースレターでは、福島12市町村に関するイベントや支援制度、移住の最新トレンドをお届けします。
つながりづくり支援事業の概要
今年度より、「福島12市町村つながりづくり支援事業」がスタートしました。移住者と地域住民のネットワークを深めることが目的であり、ここでは交流会や情報共有の場が設けられます。「子育て」や「起業」をテーマにした各種事業者が選定され、様々な活動が行われる予定です。
地元×移住者 交流会
この交流会は、移住した方々が地域に根付くための重要な機会です。先輩移住者の経験談をもとに、地域の活動や事業に関する知識を学びながら、楽しく交流できるプログラムです。特に第3回の交流会は、地元食材を使用した料理教室を兼ねており、南相馬市でカフェを経営する移住者夫妻がゲストに招かれます。
- - 開催日: 10月31日(金) 17:30~20:30
- - 会場: アオスバシ(南相馬市小高区)
- - 定員: 30名
- - 参加費: 無料
シン・ヨリアイ交流会
「シン・ヨリアイ」は、地域の協力や起業を通して新たなつながりを構築することを目指しています。参加者自らが酒づくりを通して地域に根ざした関係を築くことができるプログラムで、参加はどの回からでも可能です。
- - 開催日: 10月25日(土) 17:00~19:00
- - 会場: 川内村内古民家
- - 定員: 25名
- - 参加費: 無料
親子で楽しむ交流イベント
親子で参加可能なこのプログラムでは、大人向けのヨガやアーユルヴェーダ講座と、子ども向けの新聞作りや料理教室で楽しいひと時を過ごすことができます。地域とのつながりを深める一環として、小さなお子様も含めたファミリー全員が楽しめる内容となっています。
- - 開催日: 10月18日(土) 10:00~13:00
- - 会場: まざらっせ(楢葉町)
- - 定員: 30名程度
- - 参加費: 無料
まとめ
これらの取り組みは、福島12市町村での移住希望者や在住者に向けた、地域とのつながりを深めるための重要な機会です。地域の特色を活かしたイベントが進行中で、参加を通じて新たな関係を築くことが期待されています。詳しい情報は、移住支援センターの公式サイトで随時更新されていますので、興味がある方はぜひチェックしてみてください。