アクプランタがザンビアの農業展示会に参加
2026年4月16日から18日まで、ザンビアの中央州チサンバで開催された「Agritech Expo Zambia 2026」に、アクプランタが参加し、代表取締役CEOの金 鍾明が登壇しました。この展示会は南部アフリカ地域の農業関係者が一堂に会し、農業技術やビジネスの連携を深めるための大規模なイベントです。今回のテーマは「Technology. Transformation. Trade.」で、農業の未来を見据えた展示やネットワーキング活動が行われました。
スキーポンの作用とその意義
金CEOは講演の中で、アクプランタが開発した植物の高温および乾燥ストレスへの耐性を高める農業資材「スキーポン」について詳しく説明しました。気候変動によって干ばつや高温がますます深刻化している現代、スキーポンの技術は作物が受けるストレスを軽減し、農業生産の安定化に寄与しています。
スキーポンは、酢酸の効果を利用しており、この成分により植物は過酷な気候条件下でも耐性を強化することができます。これにより、収量や作物の品質を維持し、資水の使用を効率化することが可能になります。金CEOは、「アフリカでは気候変動が農業に与える影響が深刻であり、スキーポンを利用して持続可能な農業生産を促進したい」と強調しました。
ザンビアでの取り組み
アクプランタは、ザンビアの現地農業資材企業であるAgrifocus社と連携し、スキーポンの販売および実証試験を行っています。ザンビア国内の農家に対しても実際の効果を測定し、効果的な普及を目指しています。さらに、隣国ウガンダでは国立農業研究機構NAROと連携し農家向けの研修や普及活動を進めており、地域の農業の発展に寄与する取り組みを行っています。
アフリカにおける農業の現状
アフリカ全土では、気候変動による高温や干ばつが農作物の生産に大きな影響を与えており、特に小規模農家にとっては、この気象条件の変化は日々の収入や生活に直結する致命的な問題となっています。アクプランタはこれらの課題に立ち向かうべく、現地の研究機関や農業関連企業、農家とのネットワークを強化し、スキーポンの効果検証と普及を進めることで、気候の変化に負けない持続可能な農業を支えることを目指しています。
Agritech Expo Zambia 2026の意義
「Agritech Expo Zambia 2026」には、商業農家や小規模農家、農業資材企業、機械メーカー、金融機関、政府関係者など、多様なステークホルダーが集結しました。展示会では圃場での作物試験や農機のデモンストレーション、さらには再生可能エネルギーや中小企業向けのワークショップまで幅広いイベントが実施され、農業バリューチェーンの強化に貢献しました。
金CEOは、ザンビアの農業関係者にアクプランタの技術を伝えることができたことを重視し、今後も現地のパートナーと連携して農業生産の安定化を進め、食料安全保障に貢献していく意向を示しました。スキーポン技術は、ただの資材に留まらず、未来の農業を支える重要な要素となる可能性を秘めています。
アクプランタについて
アクプランタ株式会社は、2018年に設立されたアグリバイオスタートアップで、金 鍾明が開発したスキーポンによって高温・乾燥耐性を高めることを目的としています。その技術は、日本国内を含む14カ国での実証実験を通じて、多くの農業関係者から評価されています。「超DXサミット インパクトピッチ」などの数々の受賞歴を持つ優れた企業です。公式ウェブサイトでは、さらなる情報を提供しており、農業界における変革を目指しています。