日本初の生鮮・惣菜・食品ID-POSデータ分析サービスが進化
株式会社ショッパーインサイトが提供するID-POS分析サービス「realshopper SM」が、このたびバージョン2.2にアップデートされ、新機能を追加実装しました。このサービスは、食品スーパーから取得したID-POSデータを利用し、ブラウザ経由でスピーディーに分析を行えるASPサービスです。昨年12月にリリースされたver2.1も好評を博しましたが、今回のバージョンアップではさらに多様な分析機能が搭載されています。
realshopper SMの特徴とは?
realshopper SMは、日本で初めて、生鮮食品や惣菜を含めた全食品の売上データを400万ID以上の会員購買履歴として解析することができる独自のサービスです。このユニークなデータセットにより、ユーザーは商品ごとの売上や顧客の購買行動を詳細に分析できるようになります。特に、マーケティングに関わるプロフェッショナルにとって、このサービスの使いやすさと分析の速さは大きな利点とされています。
ver2.2の主な新機能
今回のバージョンでは、次のような新機能が追加され、分析の幅がさらに広がりました。
多数の分析アプリの追加
分析機能は「アプリ」として提供されており、商品分析や顧客分析に基づく多くの新しいアプリが開発されました。
- - 商品分析アプリ: このアプリでは、最適な価格の探索が可能になり、価格別の売上集計のみならず、販売日数や店舗数の影響を考慮した詳細な分析が行えます。
- - 顧客分析アプリ: 顧客のロイヤルティの変化を時間の経過とともに測定することができ、マーケティング専門家にとって必要な情報を提供します。
これにより、利用者は必要なデータを得やすくなり、効果的なマーケティング戦略を立てることが可能になります。
ユーザーマスター機能の搭載
さらに、分析用途に応じて自由に商品や会員を分類できる「ユーザーマスター機能」が新たに搭載されました。これにより、特定の会員のデータに絞った分析や、自社商品を好むヘビーユーザーに対する深堀り分析が容易に行えます。分析対象データを自由に選定し、洞察を得ることができるため、データ分析の価値がより向上します。
まとめ
ショッパーインサイトのrealshopper SM ver2.2は、食品のマーケティングや販売戦略に新たな可能性をもたらすサービスとして、今後も注目を浴びそうです。データ分析の重要性が高まる中で、さらに進化を続けるこのプラットフォームは、ユーザーにとって貴重な情報源として機能し続けることでしょう。これからの展開に期待が寄せられます。