株式会社ビーマップ、社会インフラデータビジネスの強化へ
株式会社ビーマップ(本社:東京都千代田区)は、元LINEヤフーで部長職を務めていた児玉和也氏を、2026年3月1日付で新たに執行役員として迎えることを発表しました。この人事は、同社の社会インフラ系データビジネスを強化し、今後のビジネス展開を加速させるためのものです。
社会インフラにおけるデータ活用の重要性
ビーマップはこれまで、大手企業の協力のもと、社会インフラ関連事業を展開してきました。ただ、社内でデータ分析を行う力が不足しており、その課題をコロナ禍を経て克服する方向へと舵を切りました。今や、日本の社会にとって極めて重要なデータを扱える立場に進化したのです。
具体的には、同社はインド工科大学出身のAI専門家たちを中心に、データ分析を基盤とする新しいビジネスを立ち上げます。子会社のMMSマーケティングでは、流通企業との連携により顧客の購買データの解析事業を始める予定です。これにより、キャンペーンや広告が購買行動にどのように影響を与えるかを体系的に分析する計画です。
児玉氏の経歴と期待
児玉和也氏は、2005年にヤフー株式会社に入社以来、法人営業や新規事業開発、アライアンスなどを手掛け、多くの実績を積んできました。特に、彼がローカルビジネス関連の担当として結果を残したことから、ビーマップにとっても大きな価値をもたらす存在になると期待されています。
児玉氏は次のように述べています。「社会課題解決型の新事業の創出に貢献したい」との思いを抱き、ビーマップでの挑戦に意欲を示しています。杉野文則社長は、児玉氏との過去の関わりからも、彼の持つ経験が新たなビジネスの可能性を引き出す鍵になると信じています。
多様なサービスの展開
また、ビーマップは鉄道業界に向けたプロジェクトも進行中です。受益者負担型のQR乗車券「とくチケ」や、アーティストと連携した街のエンターテインメント化プロジェクト「THE NEXT TOWN」を通じて、新たなデータを収集、解析することで人々の移動動機や行動特性も明らかにしていきます。
さらに、日常生活で得られるデータの活用が進められており、高齢者見守りサービスや健康管理サービスなど、多岐にわたるプロジェクトが進行しています。これらの取り組みを通じて、同社は人々の生活の安全性向上や健康的な暮らしを支援していく考えです。
今後の展望
新たに児玉和也氏を迎えることで、ビーマップは社会インフラ系データビジネスをさらに加速させ、また新たな価値を創出していくことでしょう。社会課題の解決に寄与するためのデータ分析やビジネス展開から、今後の目が離せません。児玉氏のリーダーシップのもと、ビーマップがどのように進化していくのか、楽しみな段階にきています。