大学生の就職内定率調査結果
2026年卒業予定の大学生に関する就職内定率調査が、インディードリクルートパートナーズのリサーチセンターによって実施されました。この調査は、5月15日の時点での内定状況を把握するもので、対象は大学生および大学院生の合わせて5,523名からの回答を得ています。調査はインターネットを通じて行われました。
調査結果概要
調査によると、2025年5月15日時点での大学生の就職内定率は79.9%に達し、前年よりも1.8ポイント上昇しています。地域別では、関東が80.9%、中部が81.5%、近畿が82.8%という結果であり、特に中部地域が顕著な上昇を見せています。一方「その他地域」では73.3%と、全国的に見ると8割を超えない結果となりました。
さらに、就職活動実施率は46.4%に留まっており、内定を取得した学生は36.5%、未取得の学生は85.6%という厳しい実態が浮かび上がります。進路が確定している学生の割合は56.7%で、依然として4割以上の学生が今後の進路を決めかねています。
学生の声
調査において学生たちの不安の声も明らかになりました。「周囲の友人たちが内定をもらう中、自分はどうなるのかという焦りを感じている」といった声があり、漠然とした不安を抱えている学生が多いことが分かりました。
また、複数の内定を持っている学生は「どの企業に入社すべきか悩んでいる」と言い、選択肢が多いことが逆に悩みになっているようです。このような状況で、学生たちは自分のキャリアや今後の方向性をしっかり見つめ直すことが重要です。
今後の展望
6月1日以降、さらなる就職選考が進みますが、内定の有無にかかわらず、学生たちは進路決定に苦しむことが予想されます。自分自身が納得できる進路や企業選びを実現するためには、前向きな姿勢で就職活動を進めることが必要です。
進路に悩む学生にとっては、自分が本当にやりたいことや大事にしたい価値観を再評価する良い機会でもあります。ためらいを持つことなく、自分を信じて進むことが大切です。
この調査結果を基に、就職活動に臨む学生が誇りを持ち、未来のビジョンを描いていくことが期待されます。なお、詳しい調査結果については、インディードリクルートパートナーズの公式サイトでPDFとして公開されていますので、そちらも合わせてご覧ください。
企業情報
インディードリクルートパートナーズは、東京都千代田区に本社を置く企業で、代表取締役社長は淺野健氏です。人材採用に関するさまざまな支援を行っており、若者の就職問題に対する研究も活発に行っています。この調査もその一環として位置づけられます。
再度、詳しい結果やリリースは
こちらのリンクから確認できますので、ぜひチェックしてみてください。