AIが切り拓く化学の未来
2026年6月11日、分子科学研究所において、「AI for Chemical Sciences」と題した公開シンポジウムがハイブリッド形式で開催されます。このイベントは、日本学術会議化学委員会と日本化学会との合同主催によるもので、毎年行われている「分子科学研究所所長招聘会議」の一環です。これまでにも化学分野の重要な課題を討議し、科学技術政策への提言を行なってきた伝統ある会議なだけに、今年も注目が集まります。
シンポジウムの意義
AI(人工知能)が急速に発展し、研究や教育の現場での重要性が高まる中、本シンポジウムはその可能性を探るべく行われます。特に、化学およびその周辺分野におけるAIの役割がどのように変化していくのか、そしてそれにどう適応すべきかについて追求します。産業界、行政、学界を超えたさまざまな視点から、議論が展開されることでしょう。
開催概要
- - 日時: 2026年6月11日(木) 13:10 ~ 17:10
- - 場所: 分子科学研究所 研究棟201号室 & オンライン(ハイブリッド開催)
- - 主催: 日本学術会議化学委員会、化学委員会化学企画分科会・自然科学研究機構分子科学研究所・日本化学会戦略企画委員会
イベント詳細は
こちらから確認できます。
プログラム内容
このシンポジウムは、AIが化学研究や教育に与える影響を探るため、以下のようなプログラムが予定されています:
13:10 - 挨拶
渡辺 芳人(分子科学研究所 所長)
13:25 - 化学委員会報告及び趣旨説明
岡本 裕巳(分子科学研究所 名誉教授)
14:00 - 講演「AI、ロボット時代の化学研究と人材育成」
一杉 太郎(東京大学大学院理学系研究科 教授)
14:30 - 講演「企業の研究開発におけるAI」
森田 秀和(株式会社日立製作所 本部長)
15:20 - 講演「創薬標的分子の探索AI」
難波 里子(名古屋大学高等研究院 特任助教)
15:35 - 講演「創薬におけるAI研究とAI人材育成」
山西 芳裕(名古屋大学大学院情報学研究科 教授)
16:00 - 講演「マテリアル革新力強化戦略推進方策始動」
服部 正(内閣府/文部科学省 参事官)
16:30 - 総合討論
司会:鈴木 朋子(株式会社日立製作所 技師長)
参加申し込みについて
本シンポジウムは事前登録制となっており、参加希望者は必ず事前に申し込みを行う必要があります。
- - 現地参加の締切: 2026年6月4日(木)
- - オンライン参加の締切: 2026年6月8日(月)
参加登録は
こちらから行えます。事前の登録がない場合、参加できないことに注意が必要です。
このシンポジウムはAIの未来を論じるだけでなく、日本における科学振興を進めていくための重要なプラットフォームとなることでしょう。皆さんの参加を心よりお待ちしています。