北海道NPOのDNA
2024-07-02 12:49:09

NPO法施行25周年:北海道NPOの未来を拓く『NPOのDNA』とは?

NPO法施行25周年:北海道NPOの未来を拓く『NPOのDNA』とは?



NPO法人北海道NPOサポートセンターは、2023年6月7日に『NPOのDNA』を発表しました。これは、北海道のNPO戦略を策定し、NPOの未来を拓くための取り組みです。

同センターは、25年の活動を通して、道内各地のNPOと連携し、様々な課題に直面してきました。特に近年では、人口減少や過疎化による担い手不足、社会課題の複雑化など、NPOを取り巻く環境は変化し続けています。

そこで、同センターは「北海道のNPO戦略」を策定するために、2年間にわたり、全道6カ所で延べ100団体との意見交換を実施しました。この過程で、NPOの原点に立ち返り、これからの活動指針となる『NPOのDNA』を明確化しました。

『NPOのDNA』が目指すもの



『NPOのDNA』は、NPOが市民参加を促進し、社会課題解決において重要な役割を果たすことを目指しています。具体的には、以下の3つの要素を重視しています。

1. 地域社会の土壌を耕す: NPOの活動を通して、地域住民が社会課題に関心を持ち、自ら主体的に活動に参加できる環境づくりを目指します。
2. 市民の力を集める: 多様な市民の力を結集し、地域社会の課題解決に取り組むための仕組みづくりを推進します。
3. NPOの原点を継承する: 設立当初の理念や精神を受け継ぎながら、時代に合わせて変化し続けるNPOの姿を追求します。

『NPOのDNA』の内容と今後の展開



『NPOのDNA』は、冊子化され、北海道のNPOに関わるすべての人に共有される予定です。また、地域の実情に合わせて活用できる実践方法をまとめた「活用ガイド」も作成される予定です。

同センターは、今後も『NPOのDNA』をアップデートし、変化する社会状況に対応していくことを目指しています。そのため、NPO関係者からの意見や感想を積極的に収集し、対話の場を継続的に設けていく予定です。

北海道のNPOの未来に向けて



『NPOのDNA』は、NPOが直面する課題や変化に対応するための指針となるだけでなく、NPO関係者同士の連携を促進するためのツールとしても期待されています。

同センターは、この取り組みを通じて、北海道のNPOが地域社会の活性化に貢献し、持続可能な社会の実現に向けて邁進することを目指しています。


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