Flare、AI活用のドライバー派遣サービス「DDash」に2億円の資金調達を実施

株式会社Flareの新たな挑戦 - 「DDash」事業拡大に向けた資金調達

株式会社Flare（東京都、代表取締役社長：神谷和輝）は、AIを活用した次世代のドライバー派遣サービス「DDash」の事業拡大に向けて、2億円の資金調達を行ったことを発表しました。この資金調達は、既存株主である株式会社CARTA VENTURESと新たな投資家であるSTATION Ai Central Japan 1号投資事業有限責任組合、及び個人投資家からの第三者割当増資によるものです。

タイ市場での急成長 - DDashとは

Flareの子会社であるDriveZが運営する「DDash」は、タイで唯一のモバイルアプリを使用したAIドライバー派遣サービスです。サービスは2024年に開始され、わずか1年で70社以上の企業に導入されました。利用企業は日系企業からローカル企業に至るまで多様化しており、サービスエリアもバンコクからチョンブリーやラヨーン、コラートなどの主要な工業地域にまで拡大しています。

このサービスの特徴は、従来のアナログ方式での管理が主流だった現地エグゼクティブや駐在員向けに、デジタル化を進めた点です。これにより、勤怠管理や業務の進捗状況、安全運転の評価が可視化され、非常に高い支持を得ています。DDashは、送迎の時刻に合わせて起床連絡や出発の確認、出勤の確定までのプロセスをAIがサポートし、遅刻や無断欠勤を未然に防ぐ仕組みを整えています。また、予期しない病欠や事故が発生した際も、バックアップドライバーを自動的に手配する運行管理体制が特色となっています。

調達資金の活用法

今回の資金調達で得た2億円は、主にタイ市場での事業開発や営業の強化、さらにはシナジーが見込める企業のM&A推進に充てられる予定です。これにより、Flareが掲げる「職業ドライバーの未来をつくるプラットフォーム」というミッションの実現がさらに加速されることが期待されています。

株式会社Flareの活動

Flareは、次世代のドライバー派遣サービス「DDash」、フィールドワーカー向けの勤怠および業務管理ソリューション「Flare Dash」、そして運転動態の分析を行う「Flare Analytics」を展開しており、日本だけでなくタイを含む10ヵ国以上でサービスを提供しています。

Webサイト: 株式会社Flare公式サイト

Flareは、今後もAI技術を駆使し、持続可能な運輸業界の発展に寄与することを目指しています。