大草直子さんと浜中聡子医師が贈るトークショー
2025年8月5日、東京都千代田区に本社を構えるアンファー株式会社の女性向けヘアケアブランド「スカルプD ボーテ」が、「#女性ホルモンと髪展」を開催しました。人気スタイリストの大草直子さんと、頭髪治療の専門家である浜中聡子医師が登壇し、「女性ホルモンと髪」に焦点を当てたトークショーを行いました。
講演者の紹介
大草直子さん
大草さんは1972年生まれで、東京都出身。ファッション雑誌『ヴァンテーヌ』での編集経験を経て、現在は独立し、様々なメディアで活動しています。イベントや執筆に加え、トークイベントにも出演しており、ファッションと女性の健康に関する問題に対して積極的に発信しています。
浜中聡子医師
浜中医師は、クレアージュ総院長であり、医学博士。日本抗加齢医学会専門医や国際アンチエイジング医学会専門医など、数多くの資格を有しています。日々、女性の髪とホルモンに関わっており、精神面と身体面の両方からケアを行っています。
トークテーマ「女性ホルモンと髪」
イベント内では「女性ホルモンと髪」というテーマでトークが展開されました。浜中医師は、「女性ホルモンの一つであるエストロゲンが、髪の質や健康に大きな影響を与えている」と解説。特にエストロゲンの低下が40代以降で感じられる髪のうねりや乾燥に繋がることが多いと指摘しました。
大草さん自身も、30代半ばから髪に変化を感じ始め、40代に入ると更年期の症状として、髪の状態の変化を一つのサインと捉えています。髪悩みが更年期とどのように関係しているかを深く掘り下げました。
更年期症状と髪の健康
「更年期は体調不良の一因であり、睡眠不足や体重変化が髪にも影響を与える」と浜中医師は述べました。具体的には、更年期に伴い髪質に変化が現れることに注意が必要であり、そうした症状を軽減するためには睡眠の質や栄養の摂取が重要になると強調しました。
大草さんは、自身の経験を通じて、気分の落ち込みといった過去の症状に触れ、ホルモン治療を経て髪の悩みの解決に繋がったことを語りました。
スカルプD ボーテの新たなコンセプト
ブランドコンセプトを刷新した「スカルプD ボーテ」は、女性ホルモンに着目しながら開発されています。商品の核となる成分「エストソイセラム」は植物性エストロゲンを含み、髪の健康をサポートします。北川愛子プロダクト開発マネージャーは、エストロゲンの低下が髪質に与える影響を考慮し、科学的なアプローチで女性たちの髪の悩みに応えていくと語りました。
大草さんのコメント
大草さんは、スカルプD ボーテを初めて使用した際の印象について、「泡立ちが良く、洗い上がりに驚くほどの豊かな毛髪感があった」と表現しました。そして、ホルモンに着目した商品開発に勇気を与えられたことを伝えました。
美しい髪を保つ秘訣
最後に、浜中医師から「美しい髪を保つためには、頭皮ケアが鍵であり、内側からの栄養補給と適度な運動、しっかりとした睡眠が重要」とのアドバイスがありました。
大草さんも、普段のヘアケアの中でエイジングケアに特化したシャンプーを選ぶことに力を入れています。日々のヘアケアが継続的な効果をもたらすことを実感していると語りました。
髪が持つ意味とは?
トークの締めくくりに、大草さんは「髪はオシャレの一部であり、一生付き合っていくもの。健康な髪を育て続けたい」と、その重要性を語りました。浜中医師も「見た目に自信を持つことで、女性は前向きに生きていくことができる」との意見を述べ、髪を大切にすることの意義を強調しました。
このイベントを通じて、参加者は髪に対する意識の重要性と、今後のヘアケアに役立つヒントを得ることができました。