共通テスト後の新たな潮流
先週末に行われた大学入学共通テストをきっかけに、日本の受験シーンは再び注目を集めています。自己採点の結果が芳しくなく、「浪人」を決意する受験生が多く見られますが、2026年の今、海外、特に「ドイツ」への留学が注目されています。今年、日本からドイツの大学に進学する学生は前年比17.1%増の2,323人に達しました。これは世界全体の留学生増加ペースを大きく上回るもので、日本人学生のドイツ進学熱が高まっていることを示しています。
浪人の心配を解消するチャンス
「浪人せず、共通テストの結果を活かして世界クラスの大学へ」という新たな選択肢が生まれました。ドイツの大学は、英語で学べるプログラムが充実しており、しかも学費が原則無償であるため、経済的にも合理的な選択肢と言えるでしょう。また、出願は共通テスト後でも間に合うため、不安を抱える受験生にとって、「ドイツ進学」は逆転ルートとして注目されています。
日本人学生のドイツ進学急増の背景
ドイツ学術交流会(DAAD)のデータによると、これは移行の過程で進行中の「ドイツシフト」によるもので、今年度のGoGermanyでは、前年よりも相談件数が増加しています。特に、経済的理由で英語圏の大学への進学をあきらめた層が、新たな選択肢としてドイツに流入していることが挙げられます。
その原因の一因には、「ドイツ語必須」という過去のイメージが薄まり、英語だけで学位取得が可能であることが広まっていることが考えられます。このため、今年度は過去最大の日本人留学生がドイツにおいて増加すると予想されています。
ドイツの大学に向けた進路変更
ドイツの大学への進学は、日本の受験スケジュールを利用することで、「浪人」を回避し、同級生と同年に大学生活をスタートさせるための鍵となっています。以下にその特徴をあげます:
- - 出願期間:3月から7月まで出願が可能ですので、共通テストが終了してからでも準備が間に合います。
- - 同年10月入学が可能:ドイツの大学は3年から3.5年で卒業できるため、同級生と同じタイミングまたは半年早い形での社会進出が可能です。
- - 経済的なメリット:多くの公立大学は個別の入試を行わず、高校の成績や共通テストの結果が主な合否判定基準とされます。これにより、追加の受験勉強が必要ありません。
未来を見つめる選択肢
例えば、GoGermanyのサポートを受けた学生の中には、共通テストの結果を利用してミュンヘン工科大学へ進学した例も存在します。GoGermanyの代表は、「日本の受験制度では一度の試験結果が未来を狭めがちですが、国際的な視野を持つことで、数ヶ月後には世界的な大学で学ぶ機会があります」と語ります。
このように、ドイツの大学は教育環境が整っており、プログラム数は2,400以上、コストパフォーマンスの高い学びが可能です。世界中から学生を受け入れる体制を整えているドイツは、今や英語圏以外での留学生受け入れ国においてリーダー的な存在となっています。
日本の受験生にとって「浪人」ではなく、「世界への挑戦」という新たな進路が選ばれる時代が来ているのです。今後もこうした新たな潮流が広がることを期待したいと思います。