がんになった従業員を支援するオンラインセミナーについて

「ゼロからわかる！がんになった従業員の治療と仕事の両立支援セミナー」

2024年3月18日（月）14:00から16:30まで、東京都保健医療局主催の「がんになった従業員の治療と仕事の両立支援に関するオンラインセミナー」が開催されます。このセミナーは都内企業の経営者や人事労務担当者、さらには産業医などの産業保健スタッフを対象にしており、参加費は無料です。

プログラム内容

このセミナーは、がん治療と仕事の両立について幅広い知見を得るための貴重な機会です。プログラムは以下の内容で構成されています。

1. 企業におけるがん対策（14:05-14:35）
一般社団法人東京産業医学情報センターの所長であり、順天堂大学衛生学公衆衛生学講座の非常勤講師である遠藤源樹氏が、企業におけるがん対策の重要性を解説します。

2. 企業として取り組む両立支援の進め方（14:35-14:55）
近藤社会保険労務士事務所の代表である近藤明美氏が、実践的な両立支援の進め方について具体的な事例を基にお話しします。

3. 会社の元気も支える治療と仕事の両立支援制度（14:55-15:15）
東京産業保健総合支援センターの労働衛生専門職、髙橋稔晃氏が、企業の元気を保つための支援制度について講演します。

4. 社員と会社の未来をつくる、中小企業の取組事例（15:20-15:35）
株式会社ノヴィータの代表取締役社長、三好怜子氏からは、中小企業が取り組む支援事例を紹介していただきます。

5. がんと仕事の両立へ、当事者の試行錯誤と企業への期待（15:35-15:50）
NPO法人がんノートの代表理事、岸田徹氏が、当事者の視点から両立支援に対する期待を語ります。

6. 治療と仕事の両立支援の実践に向けて（15:50-16:20）
これまでのパネリストが集まり、治療と仕事の両立支援について実践的なアプローチを議論します。