TWOSTONE&Sons、経営体制の再編成を発表
株式会社TWOSTONE&Sonsは、2025年11月27日開催の株主総会で新たな経営体制を正式に決定しました。本社は東京都渋谷区にあり、代表取締役は河端保志氏と高原克弥氏です。この新体制により、TWOSTONE&Sonsは事業ポートフォリオの拡大を図り、M&Aを取り入れたグループ全体の統合的な経営、さらにはガバナンスの強化を進めます。
新経営体制の背景と意図
TWOSTONE&Sonsグループは、2013年の創業以来、ITエンジニアと企業のマッチングを基本に様々な事業を展開してきました。企業に対するデジタル技術の活用が進む中、上場以来の15件のM&Aや統合実績を有し、事業成長とガバナンスの両方を強固にする必要があると認識しています。これにより、2026年8月期からは「統合・成長加速フェーズ」に移行し、以下の3つのポイントに特に注力します。
1. グループ横断の意思決定スピード
2. 統合マネジメントの強化
3. M&A後の成長支援体制の高度化
この新しい取締役体制の目的は、上記戦略を実行する力を強化することです。特に長谷川創氏が社外取締役から社内取締役に再構成されたことは、グループ全体の成長戦略にさらなるコミットを実現します。
新しい取締役体制
新たな取締役の選任は再任が中心であり、役割を最適化する構成となっています。以下が再任された取締役です:
- - 代表取締役CEO: 河端 保志
- - 代表取締役COO: 高原 克弥
- - 取締役CFO: 加藤 真
- - 取締役: 長谷川 創 (社外取締役から社内取締役へ移行)
- - 社外取締役: 長尾 卓氏
経営陣のコメント
代表取締役CEOの河端保志氏とCOOの高原克弥氏は、TWOSTONE&Sonsが掲げる“BREAK THE RULES”の理念に基づき、事業の創造と新しい価値を生み出す挑戦を続ける意向を示しました。2026年8月期は、過去の取り組みを経営基盤の強化に繋げる重要な時期であると強調しました。“事業成長プラットフォーム”として企業と人材の価値向上を実現すること、またWebシステム領域で独自の価値を提供する“WEBIer”としての新たな地位を築くことに注力します。
TWOSTONE&Sonsについて
TWOSTONE&Sonsは、エンジニアプラットフォーム事業を中心に多様なソリューションサービスを展開しているホールディングカンパニーです。2013年に株式会社Branding Engineerとして創業し、2020年に上場を果たしました。その後、社名を株式会社TWOSTONE&Sonsに変更し、ホールディングス体制へ移行したことで、事業の幅を広げています。グループ全体は、社会課題を解決するための事業集団としての役割を担い、様々なアプローチで社会に貢献しています。
主なサービスには、フリーランスエンジニアと企業のマッチングサービス「Midworks」、ITエンジニア特化型の転職支援サービス「TechStars Agent」、初心者向けのプログラミングスクール「tech boost」、デジタルマーケティングソリューション「Digital Arrow Partners」などがあります。
結論
新しい経営体制を通じて、TWOSTONE&Sonsはより強固な企業基盤を築き、さらなる事業成長を目指しています。現在の経済環境において、グループ横断の意思決定スピード、統合マネジメント、M&A後の成長支援が成功の鍵となるでしょう。今後の展開に期待が寄せられます。