NYC株式会社、創業3周年を迎え資金調達額を48億円に達成

NYC株式会社、創業3周年を迎える

東京に本社を構えるNYC株式会社は、2025年3月で創業3周年を迎え、これまでの累計資金調達額が48億円に達したことを発表しました。NYCは、中小企業専門の投資会社として2022年に設立され、事業承継の重要性を強く意識しながら歩んできました。

NYCのミッション

NYCは「その仕事を、未来へつなぐ。」を企業のミッションとして掲げ、後継者不足に悩む中小企業への投資と経営支援を行っています。日本国内で99.7%を占める中小企業には、独自の技術や歴史が息づいていますが、現実には後継者不足や事業環境の変化により、多くの企業が存続の危機に瀕しています。NYCは、そんな中小企業の持つ価値を引き出し、事業を継続・成長させるためのサポートを行っています。

事業実績と成長

創業から3年間で、NYCは次のような成果を収めてきました。

- グループ売上：72億円
- 投資先企業数：12社
- 役職員数：単体15名、グループ合計187名
- 資本金：450万円
- 資金調達金額累計：48億円

この期間中には、金属加工や医療機器、ハウスメーカーなどさまざまな業種の中小企業がNYCにより事業承継され、その支援が行われてきました。

事業発展のマイルストーン

NYCの歴史の中には、いくつかの重要なマイルストーンがあります。2012年3月には東京都中央区茅場町にて会社を創業し、2022年5月にはオフィスを移転。その後、9月には初めての事業承継案件としてビジネス会計人クラブ株式会社の譲り受けに成功しました。さらに、2023年10月には新オフィスへ移転し、2024年3月にはミッションの見直しを行いました。創業時の理念を再確認し、より明確なビジョンを持って進化を続けています。

代表者のコメント

代表取締役社長の中塚庸仁は、成長の背後には多くの人々の支援があったことを実感しており、その感謝を表しています。「創業時の思いを忘れず、より大きな会社になることを目指して、今後も社会に貢献できる企業であり続けられるよう努めてまいります」と述べています。

副社長の尾上侑己も、創業時の小さなスタートから確実な成長を果たし、信頼を裏切らないような企業を目指しているとコメントしています。