新サービス「かせぐり」
2026-11-03 09:26:13
株式会社グローアップが発表した新サービス「かせぐり」とは?
株式会社グローアップが始めた新たなサービス
東京都豊島区に本社を置く株式会社グローアップは、系統用蓄電池事業「GUグリッド」にて、AIを活用したアグリゲーションサービス「かせぐり」を発表しました。このサービスは、複数の市場や運用手法を組み合わせることで、系統用蓄電池の収益性を最大限に高めることを目的としています。
「かせぐり」の概要
「かせぐり」は、JEPXや需給調整市場、容量市場など、異なる市場を連携させることで、収益機会を増やす試みです。AIの力を借りて市場の動向を予測し、充放電のタイミングを最適化することで、収益の向上を狙います。例えば、2026年4月から8月にかけて中部エリアの市場データを用いたバックテストにおいて、従来の運用方法と比較すると、なんと最大で7,500万円の差額が見込まれました。
AIの具体的な運用手法
「かせぐり」では、次の六つの運用手法が用いられます。
1. 容量市場での収益獲得 — 将来の供給力を確保し、定常的な収益を得る。
2. 一次調整力ポジワット運用 — 蓄電池からの放電を行い、需給バランスを保ちつつ報酬を得る。
3. 一次調整力ネガワット運用 — 蓄電池の充電を通じて需給バランスを調整し、報酬を得ることを狙う。
4. AIによる一次調整力約定率向上 — 市場の動向をAIで分析し、落札される確率を高める価格設定を行う。
5. JEPXでのアービトラージ — スポット市場の価格変動を捉えて、充放電を利用した収益を上げる。
6. 三次調整力の活用 — 市場分析に基づき、収益機会を最大化する取引を行う。
市場環境の変化に柔軟に対応
現在の電力市場は、需給調整市場の価格上限の見直しや新規参入業者の増加といった変化が続いています。「かせぐり」では、こうした市場環境に常に目を光らせつつ、収益を左右する運用方法をフレキシブルに変更することで、蓄電池オーナーにとっての利益を最大化することが目指されています。
長年の経験を活かしたサービス
グローアップは、2005年に電子ブレーカー事業を開始以降、20年以上の間、電力事業に携わってきました。2016年には電力小売事業「GU電力」を立ち上げ、様々な市場での運用経験を積んでいます。自社開発のAI技術により、電力需要の予測も精度高く行える体制が整っており、この知識を「かせぐり」の運用に活かしています。
EPC事業者との提携
グローアップは、系統用蓄電池を扱うEPC事業者とのパートナーシップを広げようとしています。提携を結ぶことで、単に設備を販売するだけでなく、導入以降の運用方法や収益性を提案することが可能になるのです。これにより、蓄電池導入の際の具体的な提案力を提供出来るようになります。各種サービス内容や条件についての問い合わせは、グローアップの公式ウェブサイトから受け付けています。
まとめ
今回発表された「かせぐり」は、次世代のエネルギー管理の一環として位置付けられ、蓄電池の収益性を高めるための新たなアプローチです。今後の成果が非常に楽しみです。
会社情報
- 会社名
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株式会社グローアップ
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