綿半林業、ベトナム・ハノイで国際展示会「ベトビルド」に出展し海外展開を加速

綿半林業、ベトナムでの新たな挑戦

新潟県聖籠町に本社を置く株式会社綿半林業が、ベトナム・ハノイで開催される国際展示会「ベトビルド」に出展します。展示会は2025年9月24日から9月28日までの5日間にわたって行われ、会場はNational Exhibition Construction Centerです。この出展は、綿半林業の住宅用木製建材の製造・販売と住宅ネットワークを活かし、日本の木材を活用した快適な住空間を海外に広げるための第一歩となります。

展示会の目的

今回の出展を通じて、綿半林業は日本の熟練大工が手がける木造住宅の魅力を広く紹介する予定です。また、環境問題が叫ばれる今、省エネ性能に優れた木造住宅の価値を伝えることも重要な目的の一つです。この取り組みを通じて、ベトナムにおける日本の優れた建築技術やデザインを体験してもらうことで、さらなる関心を呼び起こしたいと考えています。

沖縄の技術を活かす

綿半林業は、ベトナムの気候に似た沖縄で培った遮熱技術を生かすことで、現地の暑さや湿気に適した快適な住環境を実現しています。沖縄では多くのお客さまから高い評価を得ており、その経験がベトナム市場でも役立つと信じています。展示会では、これはもちろん、ベトナムの強い日射環境下でも快適に暮らすことができる木造住宅の提案も行います。

現地パートナー企業の募集

さらに、綿半林業は現地での施工を担うパートナー企業の募集も行います。日本の基準に基づいた高品質な住宅づくりを実現するためには、信頼できる地元企業との連携が不可欠です。現地でのニーズを把握し、相互にメリットのある関係を築くことで、持続可能な住まいづくりに力を入れていく方針です。この機会に多くの企業と連携し、共に成長することを目指します。

「日本の木」を世界へ

綿半林業は「日本の木」を軸に、地域の気候や文化に応じた快適な住空間を提供し続けることを使命としています。今後もその活動を世界へ広げていく考えです。展示会を通じて新しい出会いやビジネスチャンスを得ることができることを期待しています。綿半林業は、ベトナムにおける自社の成長とともに、日本の木材の魅力を伝えていくことを目指します。