沖縄のアルミサッシ製造業界に新たな風!社名変更で未来を拓く琉球YKK AP工業
琉球YKK AP工業の新たな挑戦
沖縄県に拠点を持つアルミサッシメーカーの金秀アルミ工業株式会社が、2025年4月1日付で「琉球YKK AP工業株式会社」に社名を変更することを発表しました。この変更は、YKK APグループの一員として、沖縄県及びアジア全域での生産や供給力の強化を図るための重要な取り組みです。
歴史と成長の軌跡
琉球YKK AP工業は、1971年に沖縄軽金属株式会社として設立され、その後1988年に金秀アルミ工業株式会社と社名変更を果たしました。長い歴史を持つ同社は、沖縄で唯一のアルミ押出、アルマイト塗装、加工・組立の生産設備を備え、アルミサッシの製造供給で確固たる地位を築いてきました。
2024年にはYKK APが発行済み全株式を取得し、事業を譲渡した後、沖縄地域における製造供給拠点の基盤を再整備しています。このプロセスの中、営業活動は前年に比べて大幅に受注高を伸ばすなど、順調に成長を続けています。
社名変更の背景と目的
新社名「琉球YKK AP工業」への変更は、事業のさらなる拡大を追求するための一環であり、社員の意識統合やYKK APブランド力の向上を目的としています。また、沖縄県内にある「株式会社YKK AP沖縄」との連携を強化し、技術的な支援や窓・サッシ工事分野でのエンジニアリング能力の向上にも取り組む予定です。
未来へのビジョン
琉球YKK AP工業は、沖縄の特性を生かしたアルミサッシの製造において、YKK APの先進的なノウハウを駆使し、安定供給を実現することを目指します。これは沖縄を拠点にしたアジア地域での生産力の向上にも寄与することでしょう。
社名変更の影響を受けて、社員の意識統合やコンプライアンス教育の充実、各部門との連携強化など、基盤の整備をさらに進めていくことが不可欠です。琉球YKK AP工業は、こうした取り組みを通じて、地域経済にも貢献し、持続可能な成長を実現していくことでしょう。
会社概要
新社名 琉球YKK AP工業株式会社
所在地 沖縄県西原町字掛保久217番地
代表者 松本 隆男社長
事業内容 アルミサッシおよび押出形材の製造販売
資本金 1億円
設立 1971年6月
社名変更日 2025年4月1日
事業規模 2024年度業績予想 売上高19億円
従業員数 117名
琉球YKK AP工業は、これからの時代に向け、挑戦し続ける企業であり続けます。沖縄の環境にも合った高品質なアルミサッシ製品で、未来を開いていく同社に注目です。
会社情報
- 会社名
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YKK AP株式会社
- 住所
- 東京都千代田区神田和泉町1番地
- 電話番号
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03-3864-2200