イベント物販アプリ「Q-mo」が登場
2020年10月1日、株式会社ラッセルと株式会社ムービックが手を組んで、イベント物販アプリ「Q-mo」を公開しました。この新しいアプリは、イベント参加者がスマートフォンを使って簡単に商品を選択し、支払いを行うことを可能にします。イベント運営に特化したこのシステムは、イベントシーンにおいてより利便性の高い環境を提供することを目指しています。
背景
「Q-mo」は、アニメやコミック、ゲームなどのイベントでの物販業務を効率化することを目的に開発されました。これまでムービックが委託を受けていた多くのイベント物販業務の中で、よりスピーディーな運営とユーザーの利便性を向上させるために、ラッセルとの共同開発が始まりました。2017年から展開されてきた「Sma-sh pay」というレジシステムが基盤になり、両社はこの「Q-mo」の実現に向けた技術開発を進めてきました。
「Q-mo」の特徴
「Q-mo」は、レジシステムとスマートフォンアプリが連動しており、スムーズかつ安全にイベント物販運営を行うことができます。アプリの利用者は、簡単に商品を選べて、迅速に決済ができます。公式ホームページは
こちらからご覧いただけます。
イベント運営店舗向け機能
「Q-mo」のレジシステムには、ポップアップアラート付きの購入特典管理機能やトレーニングモード、棚卸集計機能など、独自の機能が満載です。さらには、クレジットカードやSma-sh payによる決済が可能で、売上データの分析機能や在庫管理、さらにはオフライン対応機能も備わっています。
アプリの利用方法
「Q-mo」アプリは、iOSとAndroid両方に対応しており、2020年10月1日から無料で公開されています。アプリのダウンロードは、
iOSはこちら、
Androidはこちらから行えます。
アプリを利用する際には、電子決済のために会員登録が必要で、二段階認証による安全な手続きが求められます。対応するクレジットカードは先行してVisaとMasterが実装され、他のカードも準備中です。
事業展開の展望
現在のところ、コロナ禍の影響で多くのイベントが困難な状況にあります。そのため、まずはムービックが運営する安全な環境での小規模イベントから「Q-mo」の導入を始める予定です。今後、コロナが収束した際には、大規模なエンターテインメントイベントに特化して「Q-mo」を展開していく考えです。また、購入商品を現地で発送する機能や、入場管理システム、イベント連動キャンペーンなどの追加機能も開発中です。
「Q-mo」は、イベント物販の新しい可能性を広げ、参加者により良い体験を提供するために進化を続けていきます。今後の展開にぜひご注目ください。