カヤックが新たな株主との対話の場「株主爽快」を創出
株式会社カヤックは2026年3月26日、神奈川県鎌倉市にて「株主爽快」という新たな形式の株主体験を提供することを発表しました。この取り組みは、株主との関係をより深く築くためのもので、昼間は鎌倉に位置する由緒ある建長寺で株主総会を行い、夜間は社長や社員と共にサウナでの対話を楽しむという、従来の枠を超えた斬新な試みです。
株主とのコミュニケーションの重要性
近年、日本国内でも個人株主数が急増し、株主と企業とのコミュニケーションの在り方が変化する兆しが見えています。カヤックはこの趨勢を受けて、株主を「面白株主」と定義し、彼らを企業理念である「面白法人」の実現をともにする仲間として位置づけています。これまでの株主総会に新たな風を吹き込み、活発な対話の場を提供することを目指します。
昼の部:建長寺でのブレストワークショップ
株主総会当日は、昼の部が建長寺で行われます。ここでは株主の皆様と会社の社員がアイデアを出し合う「ブレスト付き株主総会」を開催する予定です。このセッションでは、株主が関心を持つテーマや意見を自由にシェアできる貴重な機会となります。心静かな環境の中で、株主と企業の皆が共に「面白い」未来を創るための話し合いが行われることを期待しています。
夜の部:サウナでの異文化交流
夜の部「株主爽快」では、参加者が社長と直接対話できるサウナセッションが予定されています。経済のこと、事業の未来、さらにはカヤックの新しい取り組みなど、さまざまな話題について、リラックスした雰囲気の中で熱く語り合うことができます。また、オフィス内でも交流会が用意されており、株主同士・社員同士が距離を縮める機会が設けられています。
株主との絆を深める独自の施策
カヤックは、株主総会において、議案の採決だけでなく、さまざまな工夫を凝らした独自のエンゲージメント活動を行ってきました。たとえば、オフィスツアーや「漫画名刺」の配布など、株主の皆様との親密な関係を築くための活動が続いています。ブレストワークショップやオフ会を通じて、生の声を聞くことが経営にとっても重要であると考えています。
新しい挑戦へ向けて
「貯蓄から投資へ」という流れが加速していく中、カヤックは株主とのコミュニケーションの重要性を再認識し、より密な関係構築に努めています。株主同士、および企業との心の距離を縮めることで、互いが信頼し合える関係の構築を目指すのが本イベントの真髄です。カヤックの新たな挑戦に、多くの株主が参加することを期待しています。詳細については、2026年3月中旬に送付される株主総会の通知をご確認ください。
カヤックについて
カヤックは、創造力を生かしたさまざまな事業を展開しており、2017年から特に「面白法人」としての理念を前面に打ち出しています。社員の多くがクリエイターで構成されているこの会社は、ゲームアプリやWebサイト制作を行い、ユーザーに新しい体験を提供しています。これからもカヤックは、「面白い」を追求し続けます。