#ミャンマー #ほとけの乙女 #武壮隆志

2024年3月7日、写真集「ほとけの乙女ミャンマーの仏塔・寺院と少女たち」が出版されます。本作は著者むそうたかし（武壮隆志）によるもので、ミャンマーの仏塔、またその周囲で生活する少女たちの姿をテーマにしています。仏塔はミャンマー語で「パヤー」と呼ばれ、その名は「尊い人＝ブッダ」の意を持っています。国民の約90％が仏教徒であるミャンマーにおいて、仏塔は人々の心の拠り所であり、日常生活の一部となっています。

仏塔は、ブッダを身近に感じるための特別な場であり、出家していない在家信者にとっても、心の平穏を保つための重要な場所です。朝から晩まで多くの人々が集まり、少女たちもこの場所を第3の居場所として感じていることでしょう。だんだんと忙しさが増す現代社会において、この一帯での祈りは、今この瞬間に目を向け、自分を見つめ直すきっかけとなるのです。

さらに、出版に合わせて作成されたプロモーション動画も公開されました。約45秒の映像は、声優小野大輔さんがナレーションを担当し、作品の魅力を引き立てています。小野さんはアニメ「ジョジョの奇妙な冒険」で空条承太郎役を演じたことで多くのファンに親しまれており、その声が作品にどのように影響を与えているのかが注目されます。

しかし、この美しい写真集の裏には、ミャンマーで進行している現状が存在します。2021年2月1日には国軍によるクーデターが発生し、今なお解決の目途が立たない状況が続いています。この作品が、一人ひとりの心の内側を見つめ直す手助けとなり、さらには争いや紛争の問題提起につながることを著者は願っています。

書誌情報としては、書名は「ほとけの乙女ミャンマーの仏塔・寺院と少女たち」、著者はむそうたかし氏。サイズはA5判の上製本で、全128ページ、オールカラーが特徴です。定価は1,700円（税抜）で、ISBNは978-4-8441-3797-9です。最重度・重複障害児の生活をテーマにした著書も持つむそうたかし氏の新たな挑戦に注目が集まります。彼の公式サイトでは、より詳しい情報が公開されているので、ぜひチェックしてみてください。

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Wiki3: ミャンマー ほとけの乙女 武壮隆志