ソニー生命保険、平成23年度第1四半期業績好調! 保有契約高は35兆円超え、新商品も好調!

ソニー生命保険、平成23年度第1四半期決算発表!堅調な業績を報告



ソニー生命保険株式会社は、平成23年度第1四半期の業績を発表しました。発表によると、保有契約高は前年同期比3.7%増の35兆734億円、保有契約件数も6.4%増の542万6千件と、堅調な伸びを示しています。

保有契約年換算保険料は5.0%増の6,115億円に達し、特に第三分野は6.0%増と大幅な増加となりました。一方、新契約高は1.0%減の1兆544億円、新契約件数も3.6%減の15万件と減少していますが、全体としてはプラスの影響が大きかったと言えます。

保険料等収入は6.6%増の1,946億円、保険金等支払金は5.3%増の713億円でした。経常利益は4.9%減の179億円でしたが、四半期純利益は0.1%増の101億円と微増、基礎利益に至っては62.9%増の192億円と大幅な増加となりました。総資産も1.8%増の4兆8,077億円に増加し、ソルベンシー・マージン比率は123.9ポイント上昇し、3,024.0%という高い水準を維持しています。

これらの数値は、同社の経営基盤の堅牢さを示すものと言えるでしょう。

新社長就任と積極的な施策展開



今四半期は、ソニーフィナンシャルホールディングス株式会社代表取締役社長の井原勝美氏がソニー生命保険株式会社の代表取締役社長に就任したことも大きなトピックです。新体制の下、同社は積極的な事業展開を進めています。

具体的には、4月より新しいテレビCM3篇(「メッセージ」篇、「長生き」篇、「子育て」篇)を放映開始。5月2日には新商品『三大疾病収入保障保険(Ⅱ型)』を発売するなど、商品開発にも力を入れています。

さらに、5月2日より印鑑の取扱を変更し、届出印制度を廃止。手続きの簡素化を進めることで顧客利便性の向上を図っています。

環境への取り組みも評価



環境面においても、同社は高い評価を得ています。ソニー本社ビル(ソニーシティ)が、東京都環境確保条例の「優良特定地球温暖化対策事業所」の「トップレベル事業所」として東京都から認定されたのです。これは、同社の環境保護への積極的な取り組みが認められた証と言えます。

今後の展望



堅調な業績、新体制、積極的な施策、そして環境への取り組み。ソニー生命保険は、これらの要素を武器に、今後のさらなる成長を目指していくことでしょう。今回の決算発表は、同社の高いポテンシャルと明るい未来を示唆するものとなりました。

会社情報

会社名
ソニー生命保険株式会社
住所
東京都千代田区大手町1-9-2大手町フィナンシャルシティ グランキューブ
電話番号
03-5290-6100

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