日立グループ、29名がGoogle Cloud パートナー受賞
株式会社日立製作所(以下、日立)は、このたびグーグル・クラウド・ジャパン合同会社主催の「Google Cloud Partner Top Engineer 2026」と「Google Cloud Partner All Certification Holders 2025」において、合計29名のエンジニアが栄誉を獲得したことを発表しました。この受賞は、日立の長年にわたるITとOTの融合に関する知識、さらにはGoogle Cloudの活用を通じて培った専門的なスキルによるものです。これにより、日立はクラウド人財の育成に寄与し、さらなる成長を見込んでいます。
受賞者の中には、技術者としての専門性が高いエンジニアたちが名を連ねています。受賞式には、日立のエンジニアである高崎、中山、松沢、亀川、重里の5名が出席しました。これらの受賞は、日立がクラウド技術とAI分野において強固な基盤を築いてきた成果を示すものです。
戦略的アライアンスによる更なる成長
日立は2024年にGoogle Cloudとの戦略的アライアンスを締結し、ITとOTを融合させたプロダクトおよびサービスの提供を通じて、顧客のAIを活用した業務変革を支援する役割を担っています。この取り組みは、日立のエンジニアに新しいスキルを提供し、顧客に対して価値を提供し続けることに貢献しています。また、2025年10月からは、フロントワーカーの業務改革を加速させるAIエージェントの開発にもGoogle Cloudの先進的なAI技術を活用し、さらなる躍進を目指します。
さらに、日立は「AI Professional」を育成するため、AIやデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する専門人財の育成にも力を入れています。工程の中で、Google CloudやGoogle Workspaceといった最新のテクノロジーに関する研修や資格取得支援を進めており、専門分野ごとに明確なラーニングパスを設けています。これにより、エンジニアはスキルを向上させ、市場での競争力を高めることができます。
今後の展望
今後、日立グループはクラウドエンジニアの育成とAIの実践的な活用を同時に推進し、パートナーとの連携を強化したオープンなAIエコシステムを構築していく意向を示しています。この新しいエコシステムを通じて、さまざまな社会課題の解決に貢献し、顧客への価値創出にも挑戦する姿勢を持ち続けます。これにより、日立は競争が激化するIT市場においてより一層の存在感を示すことが期待されています。
このように、日立グループの受賞は単なる栄誉に留まらず、技術者としての成長と社会への貢献を同時に実現する重要なステップであると言えるでしょう。これからも日立の動向から目が離せません。