AIで農業DX推進
2024-08-29 12:37:39

Degasと双日、AI開発で農業のデジタルトランスフォーメーションを加速

Degas株式会社がこの度、双日株式会社と手を組むことを発表しました。この提携により、Degasは衛星画像分析に特化したAI基盤モデルの開発を強化し、アフリカやアジアなどの途上国で農業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するとしています。本提携は、近年の農業におけるイノベーションの必要性に応えるものです。

Degasは、テクノロジーを駆使し、アフリカにおける小規模農家へのファイナンス提供を行っています。自社で開発したアプリと衛星画像を活用して農家や農地に関するデータを集め、独自の機械学習アルゴリズムによって、農家の信用評価を行います。これまでに65,000以上の農家に融資を行い、高い返済率を保っています。加えて、Degasは持続可能な農業手法の導入に取り組み、土壌再生を促すリジェネラティブ農業をアフリカで大規模に展開しています。

今回開発が進められるAI基盤モデルは、自然災害の検知や作物の種類の把握などにおいて、世界最高レベルの精度を持つとされています。特に、途上国では入手が難しい現場データの収集を約90%削減できるため、収穫量の予測や病害の検知、土壌成分や炭素量の測定など、広範囲にわたる分析が高精度で実施可能になります。

本提携によって、双日は2024年3月にさくらインターネット株式会社と結んだ業務提携契約に基づき、同社の最高性能GPU(H100)をDegasに提供します。Degasはこれらのリソースを活用し、土壌成分の測定や病害の検知サービスの開発を加速させ、農業分野でのDX推進に貢献することを目指します。

Degasは、AI基盤モデルを農業だけでなく双日の様々なビジネス分野に展開し、新たなソリューションを創出する計画です。テクノロジーとデータ分析の力を駆使し、途上国の農業界においてより良い未来を築くために、Degasは全力を挙げて取り組んでいく所存です。こうした取り組みは、農業の生産性向上だけでなく、持続可能な社会の実現にも寄与することでしょう。

Degas株式会社について


  • - 会社名: Degas株式会社 / Degas Ghana Ltd.
  • - 代表者: 牧浦土雅
  • - ホームページ: Degas
  • - 資本金: 382,558,216円
  • - 従業員数: 219人
  • - 事業内容: テクノロジーを用いた小規模農家マネジメント、アフリカの小規模農家へのファイナンス、リジェネラティブ農業、高品質なカーボンクレジットの創出、関連テクノロジー開発。


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会社情報

会社名
Degas株式会社
住所
東京都渋谷区広尾4-1-18
電話番号
03-3499-0090

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