ルリーロ福岡と交通実験
2025-11-17 21:22:10

ルリーロ福岡と西部ガスグループが連携し交通問題解決へ向けた実証実験を開始

ルリーロ福岡、交通問題解決の実証実験を開始



NTTジャパンラグビー リーグワンに所属するルリーロ福岡が、西部ガスグループおよびシェアサイクル「チャリチャリ」と協力し、交通課題の解決を図るための実証実験を開始しました。この取り組みは、久留米市総合スポーツセンター陸上競技場をホストスタジアムとするもので、スタジアム周辺地域の交通渋滞や駐車場不足を改善することが狙いです。

交通課題の深刻さ



福岡県筑後地区で活動するルリーロ福岡は、特定の大企業を母体としない地域密着型スポーツチームとして、観客動員を目指しています。しかし、試合日にはスタジアム周辺に多くのファンが訪れるため、アクセスや駐車場の不足に苦労していました。この交通の問題は、観戦の楽しみを大きく損なう要因となっており、改善が求められていました。

実証実験の具体策



そのため、ルリーロ福岡は「西部ガスのシェア車庫」という駐車場予約システムを導入し、また、シェアサイクル「チャリチャリ」との連携を図ります。この施策により、利用者は予約制の駐車場を手軽に確保でき、加えてシェアサイクルの利用促進も進められます。これにより、交通渋滞の緩和だけでなく、地域の回遊性向上を目指しています。

11月17日に開催される、NTTジャパンラグビー リーグワンのルリーロ福岡対狭山セコムラガッツの試合では、予約制駐車場の特典が付いたチケットが販売される予定です。このように、観戦体験をより充実させる取り組みがなされています。

スポーツ観戦と地域活性化



本実証実験は、「地域に根ざし、人と地域をつなぐ」という共通理念のもと、スポーツを通じた地域活性化やスポーツツーリズムの促進を目指しています。観戦だけでなく、その前後の移動や地域での楽しみ方を提案することで、スポーツの魅力を存分に引き出す工夫が期待されます。

シェアリングサービスのメリット



「西部ガスのシェア車庫」は、自宅や商業施設の空き駐車場を有効活用するためのマッチングサービスです。このサービスを通じて、駐車場を借りたいドライバーと空きスペースを提供したいオーナーが簡単に結びつけられます。借り手にとっては、よりリーズナブルな料金で駐車場を利用できるメリットがあり、オーナーは空きスペースを有効活用できるため、双方にとってウィンウィンの関係が築けます。

自転車シェアの導入



また、シェアサイクル「チャリチャリ」は、スマートフォンアプリで手軽に利用できるサービスで、試合観戦時に便利な移動手段として提案されています。約270台の自転車を展開し、100か所にポートを設置しているこのサービスは、公共交通機関との接続を強化し、観光地訪問の選択肢を広げています。

今後の展望と期待



この共同実証実験は、スポーツ庁が主催する「スポーツオープンイノベーション推進事業」にも参加しており、地域活性化を目指す意義深い取り組みと評価されています。今後、ルリーロ福岡、西部ガスグループ、チャリチャリは、それぞれの強みを活かして、地域共創に向けた新たな仕組みづくりに取り組む予定です。

詳細とリンク




この取り組みを通じて、地域とファンの絆をより一層深めていけることを期待しています。


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会社情報

会社名
株式会社LERIRO
住所
福岡県うきは市吉井町18-10
電話番号

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