Nega/squaredの新作「バイナリー」リリース
音楽の革新を求めるNega/squaredが、待望の新作「バイナリー」をリリースしました。この楽曲は、「ELLA」「ID」に続く<STORYOFELLA>の第3弾であり、前作からさらに深いテーマに挑戦しています。
真の平等とは?
楽曲の中心となるテーマは、「真の平等とは何だろうか?」という問いです。Nega/squaredは、現代社会で語られる「真の平等」が実際には成立し得ないのではないかと考えています。
完全に同じ量の「幸福」をすべての人に分配することは不可能ですし、各個人の経験やバックボーン、その他の要因が幸福の質に影響を与えるからです。
一人が幸福になると必ず誰かが不幸になり、その関係性はいつの時代でも変わらない複雑なものです。
しかし、近年の「ダイバーシティ」や「多様性」の進展とともに、社会は「真の平等」を前提とする形で動いています。この状況下で、私たちの社会がどのように変化していくのか、Nega/squaredは音楽を通じて問いかけています。
変わりゆく常識
時代が進む中で、幸福や常識の概念は大きく変わってきました。グローバル化が進む現代では、他者を理解し受け入れることが重要とされていますが、100年前には考えられなかった常識も今や一般的に受け入れられています。このような変化を受けて、人々は様々な意見を持っており、ある者は新しい世界を生きづらいと感じ、またある者は良い方向へ進んでいると信じています。
遠い未来への視点
さらに、未来において幸福や常識が数値化され、人ではなくAIによって評価されるような状況も考えられます。このままAIが進化を続ける中で、私たちの生活はどう変わるのか。その未来が完璧な「幸福」をもたらすのか、それとも過剰に統制されたディストピアを形成するのか、Nega/squaredはその不確実性を音楽で描き出しています。
この楽曲のMVはリリース日当日の21時にYouTubeで公開される予定なので、そちらもぜひチェックしてみてください。
楽曲情報
- - 配信日: 2024年10月26日(土)
- - 楽曲名: 「バイナリー」
- - 作詞・作曲: Nega/squared
- - ダウンロード&サブスクリプション: こちらから
Nega/squaredとは?
Nega/squaredは、2019年に活動を開始したアーティスト。人間性を廃し、ただ音楽そのものを追求するという独特のコンセプトで活動しています。このアプローチから生まれたのが「超音楽的概念」と呼ばれるもので、人間のバックグラウンドを排除した音楽の可能性を探る試みです。
これまでに2枚のEPをリリースし、様々なプロジェクトに参加してきました。彼らの音楽は、多くのリスナーに新たな視点を提供しています。
代表作へのリンク
ぜひ新しい音楽の潮流を体験してみてはいかがでしょうか?