浪曲名人会の魅力
2025-02-05 14:21:23

浪曲名人会、国立文楽劇場での魅力と意気込みを紹介

国立文楽劇場の浪曲名人会が迫る!



2025年2月22日(土)に開催される「浪曲名人会」が、国立文楽劇場において行われます。このイベントは、昭和60年から続く伝統あるもので、関西の浪曲界で活躍する名人たちが一堂に会する貴重な機会です。

出演者たちの意気込み



舞台の大トリを務めるのは、昨年、浪曲界で初めての人間国宝に認定された京山幸枝若氏です。彼女は、自らの演じる「尾張大八」について以下のように語っています。

>「今回の『尾張大八』はちょっと長いネタですが、硬い部分もありつつ、エンターテインメント性が強い作品です。主人公が、お殿様の暴れ馬を止めるなどのドラマがあります。その中で、困難に直面しても賢いことを言うシーンが特に見どころです。」と、京山氏。

彼女は、浪曲の未来を見据えながら、自身の演技を通じて観客の心に残るようなパフォーマンスを心掛けているとのことです。

次に、一風亭初月氏は「尾張大八」について次のように述べています。

>「この作品は、阿呆の部分と賢い部分を対比しながら語る難解なネタです。三味線の演奏でも、その違いをしっかり分けて表現したいです。」

彼女は初演の「大高源吾笹売りの條」と「尾張大八」という、全く異なる雰囲気の演目を担当するため、観客の期待に応えるためにより一層の努力を誓っています。

沢村さくら氏は、天中軒雲月師匠の「男一匹天野屋利兵衛」に挑戦します。彼女はこの舞台に対する深い思いを語りました。

>「国立文楽劇場で演じることは、私にとって特別な経験です。天野屋利兵衛の義侠心に迫る演技を三味線でしっかり支えたいと思っています。」

また、虹友美氏は、三原佐知子師匠の「異国の母」に出演します。以下のように心情を語ります。

>「この作品を演じることはとても光栄です。三原師匠の演技が真に迫るものなので、私も感情を込めて演奏します。」

公演情報



  • - 開催日: 2025年2月22日(土)
  • - 開演: 午後1時(午後4時20分終演予定)
  • - 料金: 一般4,200円、学生2,900円
  • - 予約開始日: 電話・インターネット/2025年1月18日(土) 10:00~、窓口販売開始/2025年1月19日(日) 10:00〜

チケットのご予約は、こちらのリンクから。
日本語の詳細はこちら、英語バージョンはこちらをご覧ください。

この浪曲名人会は、伝統的な芸能を楽しむ貴重な機会です。ぜひ足を運んで、その魅力に触れてみてはいかがでしょうか。


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会社情報

会社名
文化庁
住所
京都府京都市上京区下長者町通新町西入藪之内町85番4
電話番号
075-451-4111

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