広島大学で地球温暖化について学ぼう
現在、人類が直面している最大の課題の一つは、地球温暖化です。この問題の解決には、多角的な視点からの学習が不可欠です。県立広島大学が提供する「グリーンボンド寄附講義」は、環境問題に取り組む大学と地元の企業が協力し、幅広い知識を深める機会を提供します。特に一般の人々の参加を歓迎しており、地域社会における環境意識の向上に寄与したいと考えています。
講義の内容
この寄附講義は、2つの回に分かれて開催されます。第1回目の日時は令和7年6月15日(日)10:30から12:00までで、場所は県立広島大学の広島キャンパス大講義室です。今回は「企業の実践と大学の力から考える環境問題」をテーマにしたシンポジウムが行われます。
第1回シンポジウムの詳細
- 「思った以上に危機的な地球温暖化」 県立広島大学の米村正一郎教授が解説。
- 「人間環境と微生物」 県立広島大学の森永力学長が話します。
初めに、広島県のグリーンボンドの取り組みについても県の担当者から説明があります。
司会は上水流久彦副学長が担当し、以下のパネリストによる討論が行われます。
- 中国放送(RCC)檜高正樹氏
- 広島銀行吉井敬亮氏
- マエダハウジング前田政登己氏
- さらに、県立広島大学の森永学長、米村教授も参加し、活発な意見交換が期待されます。
第2回公開授業
第2回は令和7年6月29日(日)13:30から16:45までの予定で、「気候の危機にどう向き合うか」というテーマで東京大学の江守正多教授が講義をします。また、NHKのおなじみの気象予報士南利幸氏も参加し、具体的な温暖化の影響について解説を行います。
受講に関する情報
受講料は無料で、各回200名まで受け付けています。どちらか片方の講義への参加も可能です。
申し込み方法
興味のある方は、県立広島大学の寄附講義ホームページからお申込みができます。ウェブサイトでは「県立広島大学」や「グリーンボンド」と入力して検索してください。
この講義は、地球温暖化という重要なテーマについて広く理解し、企業の取り組みや大学の知見を通じて、解決策を考えるための第一歩です。地域の皆さんの参加を心よりお待ちしています。