帝都自動車交通がintra-martでの業務デジタル化を実現
帝都自動車交通株式会社は、NTTデータ イントラマートが提供するローコードプラットフォーム「intra-mart(R)」を導入し、アナログ業務のデジタル化に成功しました。これにより、同社の業務フローはペーパーレス化され、効率性が大幅に向上しています。
導入の背景
タクシー・ハイヤー業界において、高いシェアを持つ帝都自動車交通は、東京23区を中心に1,540台の車両を運営しています。近年、環境保護や最新技術導入に力を入れ、事業運営の持続可能性を追求していますが、特に経費精算の業務フローにおいては、Excelでの申請が必要で、のちに印刷した紙に関連証跡を貼るという手間が課題とされていました。これにより保管スペースの不足や監査対応の手間が生じていたのです。
特に2024年から施行される「改正電子帳簿保存法」への対応が求められる中、業務のデジタル化が急務とされ、intra-martの導入が決定されました。これにより、既存の業務システムを統合し、デジタル基盤の構築が目指されています。
intra-martを選んだ理由
導入に際し、帝都自動車交通は次の3点を強く評価しました。
1.
柔軟性: イレギュラーな組織構造にも対応可能な高機能なワークフロー
2.
内製開発: ローコード開発により、自社のニーズに応じたシステム構築が自由に行えること
3.
全社利用の可能性: ユーザー数に制限がない全社規模の利用が可能な課金体系
期待される効果
intra-martの導入により、帝都自動車交通は以下の4つの効果を体感しています。
- - ペーパーレス化: 膨大な書類によるスペースの占拠が解消され、コスト削減が実現
- - スピードアップ: 経費精算の申請業務が完全デジタル化され、処理時間が大幅に短縮
- - ガバナンスの強化: 承認フローやステータスが可視化され、業務の透明性が向上
- - 業務統合: 各種申請ワークフローの集約により、業務の効率化が進む
このプロジェクトの支援を行っているのは、NTTデータイントラマート社のプラチナパートナーであるNECネクサソリューションズです。彼らはトータルサポートを行い、円滑な導入を実現しています。
今後の展望
帝都自動車交通は、2025年度を目指して立案書システムとの統合を進め、さらなる業務効率化を図る予定です。また、会計システムとの連携を強化し、多様なデータを集約するハブとしての役割も果たす方針です。こうした取り組みを通じて、業務プロセス全体のデジタル化を進め、企業のビジネスモデルの変革に寄与していくことでしょう。
NTTデータイントラマートの紹介
NTTデータイントラマートは、最新のデジタル技術を活用したエンタープライズアプリケーションの開発支援を行なっています。約10,400社の企業に導入実績があり、そのシステムやサービスは多岐にわたります。今後とも、企業の業務効率化とビジネスモデルの改革を後押ししていくでしょう。
詳細については、
NTTデータイントラマートの公式サイトをご覧ください。