ルミラの新検査薬
2021-01-19 15:04:00

ルミラ・ダイアグノスティクス・ジャパン、新しいCOVID-19検査薬を保険適用に

ルミラ・SARS-CoV-2 Agテストの保険適用が開始



ルミラ・ダイアグノスティクス・ジャパン社が新型コロナウイルスの抗原検査薬「ルミラ・SARS-CoV-2 Agテスト」の保険適用を発表しました。この検査薬は2021年1月19日に製造販売承認を得て、その同日に保険適用が開始されました。この新しいテストは、医療機関での迅速な検査を実現し、全国の医療現場での新型コロナウイルス検査の利便性が向上します。

テストの特徴と利点



「ルミラ・SARS-CoV-2 Agテスト」は、マイクロ流体免疫蛍光法を使用しており、症状のある患者の鼻咽頭ぬぐい液または鼻腔ぬぐい液から新型コロナウイルスの抗原を12分以内に検出できます。特に、鼻腔ぬぐい液を使うため、患者への侵襲性が低く、専門家の管理下で自己採取も可能です。このことで、医療従事者の感染リスクも軽減されると期待されています。

また、この検査薬には専用の小型測定機器「ルミラ測定機器」が付属しており、持ち運びが可能なため、医療施設だけでなく、その他の場所においても柔軟に使用できる点が大きな魅力です。

表示された高い信頼性



ルミラ社の代表取締役社長、加藤啓介氏は「約12分で結果が出るこのテストが保険適用となり、大変嬉しく思っています。この製品により、多くの医療機関で新型コロナウイルスの感染状況を的確に把握できるようになります。」と述べています。また、同製品の開発は、2020年8月18日に米食品医薬品局(FDA)から緊急使用許可を取得し、同年8月28日には欧州においてCEマークを取得するなど、既にアメリカやEU、アフリカで販売されています。

感染症対策の重要性



ルミラ・ダイアグノスティクス・ジャパンは、これまでの検査診断技術をさらに向上させ、新型コロナウイルスやその他感染症の対策に寄与することを目指しています。地域医療への貢献に加え、より迅速で正確な診断が可能になることで、未だ続くパンデミック時代において、国民の健康を守る重要な役割を果たすことでしょう。

ルミラ・ダイアグノスティクス・ジャパンの本社は東京都新宿区にあり、2018年に設立されて以来、地域に寄り添った医療の実現に向けて邁進しています。この新しい検査薬が今後、どのように医療現場で活用されていくのか、注目が集まります。

まとめ



新型コロナウイルスに対する検査の重要性がますます高まる中、ルミラ・ダイアグノスティクス・ジャパンの「ルミラ・SARS-CoV-2 Agテスト」は、保険適用により、より多くの医療機関での使用が期待されます。今後、地域医療のさらなる進展にも寄与することが望まれます。

会社情報

会社名
ルミラ・ダイアグノスティクス・ジャパン株式会社
住所
東京都新宿区新宿5丁目2番3号MRCビル6階
電話番号

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