上新電機がキャッシュレス決済導入で業務効率化を実現！

上新電機、キャッシュレス決済システム「Anywhere」を導入

家電量販店を展開する上新電機株式会社（通称：ジョーシン）が、キャッシュレス決済ソリューション「Anywhere」を2024年4月から全国各店舗で導入することを発表しました。この導入は、特にサブスクリプション型動画配信サービスの申込み手続きにおいて、業務効率を高めることを目的としています。これにより、店舗のスタッフが1件あたり約10分の時間を短縮できる試算が出ています。

背景と導入の目的

近年、インターネットの普及やスマートフォンの利用増加により、消費者のサービス選好も変化しています。その中で、サブスクリプション型サービスが注目される中、上新電機も2024年4月1日より「U-NEXT for Joshin」という新しい動画・電子書籍配信サービスの提供を開始します。このサービスは、生活スタイルに寄り添ったものであり、専門のスタッフが対面で申込を受け付ける形式を取ります。

しかし、顧客のクレジットカード情報登録や継続的な課金を円滑に行うためには、効率的な決済システムが必要でした。既存の方法ではスタッフの業務負荷が増加し、登録ミスによる再登録の手間も課題として挙げられていました。

「Anywhere」の機能とメリット

「Anywhere」は、リンク・プロセシング社が提供するキャッシュレス決済ソリューションです。このシステムでは、クレジットカードを読み取ることで、後続の請求に必要な情報を安全に登録できます。顧客が店舗で直接情報を入力する必要がないため、手間が省け、業務負担が軽減されるのです。

さらに、このシステムは複数の決済代行会社から推薦されており、既存の決済システムとのスムーズな連携が期待されています。これにより、業務が効率的かつ安定的に運用されるようになります。

顧客への影響と満足度向上

上新電機は「Anywhere」を導入することで、店舗スタッフの対応時間が短縮された結果、顧客への利便性を大きく向上させています。申込手続きが簡素化されることで、顧客はよりスムーズにサービスを利用開始でき、満足度の向上にもつながっています。

プロジェクトの進行に伴い、上新電機は今後もお客様の利便性や店舗の効率を高めるために、さらなるキャッシュレス環境の整備を進めていく予定です。