ICHI COMMONS、新たなアドバイザーを迎える
共助共創プラットフォーム「サステナNet」を運営するICHI COMMONS株式会社(東京都千代田区)は、2025年10月より横山匡氏(株式会社アゴス・ジャパン 取締役・ファウンダー)と馬越裕子氏(ソーシャル・エンゲージメント・プロデューサー)を共助共創アドバイザーとして迎えることを発表しました。この新たな体制は、様々な社会課題の解決を図るためのマルチセクター連携を強化し、組織自体を進化させることを目的としています。
背景とこれまでの取り組み
ICHI COMMONSは、企業や行政、NPO、大学などの多様なセクター間での連携を促進し、新しい産業を創出することを目指してきました。「共助共創」は同社の基本理念であり、企業とNPOだけでなく、行政や教育機関とも連携することで、より広範な社会課題に対処する必要性が高まっています。これまでの取り組みとしては、プロジェクトの可視化やマッチングを行なってきましたが、今後は「サステナNet」を基軸にした多様なソリューションの提供を拡大していく方針です。
アドバイザーの役割
横山匡氏と馬越裕子氏が共助共創アドバイザーとして参加することにより、ICHI COMMONSは新しい組織体制を設営し、プロジェクトの推進を一層強化します。特に、横山氏の留学支援や組織基盤の構築に関する経験、馬越氏のソーシャルセクターとの協力における豊富な知見が、同社の活動において大きなプラスとなるでしょう。
各アドバイザーのプロフィール
横山匡氏は、UCLAで言語学を学び、留学指導の分野で40年の経験を持つ日本の先駆者であり、教育の国際化に貢献しています。彼は企業や教育機関との調整役としても活躍しており、その経験がICHI COMMONSの新しい時代に大いに役立つでしょう。
一方の馬越裕子氏は、海外の環境問題に関するドキュメンタリー報道に関わってきた経験を持ち、社会起業家の支援や寄付の仕組みづくりに寄与してきました。彼女の幅広いバックグラウンドは、母国日本における社会課題の解決にも寄与することでしょう。
今後の展望
ICHI COMMONSの代表取締役である伏見崇宏氏は、「誰もが社会課題解決の主役になれる世界」を目指すと共に、新アドバイザーの加入を機に、さらなる拡張を図りたいと語ります。複雑化する社会課題に対して、各セクターがどのように連携し新しい価値を生み出すかがカギとなるでしょう。プラットフォーム「サステナNet」によって、企業や個人が協力し合い、持続可能な未来を築くことを目指します。
私たちが期待するのは、ICHI COMMONSが今後の社会にどのような影響を与え、そして共助共創のエコシステムの中で新たなビジョンを形にしていくのか、この過程を注視していくことです。変化の時代において、社会のニーズに応じた柔軟な体制で、多様な個人や団体が協力し合うことが、より良い未来を創出すると信じています。