日本文化を世界に発信する新たなプラットフォームがスタート
この度、株式会社miramiruが次世代アートマーケットプレイス「Artenna(アーティナ)」をローンチしました。2016年から映画やカルチャーに特化したWebマガジン「cinefil(シネフィル)」の運営で蓄積した経験を糧に、新たに始動するこのプロジェクトの狙いは、日本の豊かな文化資源やアート、個性的なクリエイティビティを、世界中のコレクターや愛好家に届けることです。
Artennaの特徴
Artennaは、
プロジェクト部門と
ギャラリー部門の二つのセクションから構成されています。プロジェクト部門では、独自の企画によって開発されたオリジナル作品を販売し、ギャラリー部門ではmiramiruが選定した注目のアーティストたちの作品が紹介されます。すべての作品はブロックチェーン技術によって所有権が管理され、オンラインプラットフォーム上での取引が保証されています。
全ページが英語で展開されており、国際的な視点を持って日本のアートと体験を世界に発信することを目指しています。今後は、さらなる作品や体験、ガジェットなどをブロックチェーンへ載せて、グローバルなマーケットを広げていく計画です。
初のプロジェクト:手塚眞による「百鬼夜行」
新たなプラットフォーム「Artenna」の第一弾プロジェクトとして、著名な映像作家でありヴィジュアリストの手塚眞が手掛ける“妖怪デジタルアートシリーズ「百鬼夜行 100 YOKAI」”が発表されました。このシリーズでは、日本固有の妖怪たちを新しい視点から解釈し、AIを用いてデジタル護符を制作。古くから伝わる妖怪たちが、デジタルの時代に再び息を吹き返します。
手塚眞氏は、アニメーションや漫画文化形成者である手塚治虫の遺伝子を受け継ぎ、独自のアート表現を追求してきました。「百鬼夜行」は各妖怪のユニークなオリジナルビジュアルをデジタルアートとして販売し、価格は1作品あたり18,000円(JPY)で各10点限定とのことです。購入者には特典として手塚眞氏による短編映画を視聴する権利が付与されるほか、2点以上の購入者には非売品の妖怪作品がプレゼントされる特典も。
妖怪の魅力と手塚眞氏の想い
妖怪とは、日本の伝統的な霊や魔物の総称であり、彼らは時に人を惑わせ、時には守護する存在です。特に「百鬼夜行」とは、夜な夜な妖怪たちが行進し、目撃した人間には災厄が訪れると言われる伝説のことです。
手塚眞氏は「かつて日本は妖怪に満ち、心のゆとりを与えてくれた。しかし、妖怪がいなくなったことで社会はストレスを増してしまった。デジタルの世界に妖怪を再現し、新たな妖怪の図鑑を作りたい」という想いを抱いています。
収録妖怪たち
「百鬼夜行」で予定されている妖怪たちの一部を紹介します。
- - 白狼鬼:山奥に潜む狼の精霊で、群れを率いて村を襲う。
- - 蟲娘:都市の片隅にひっそりと息を潜める幼き妖怪で、近づくと取り憑かれる。
- - ぐじょう:闇の世界に棲息し、他の妖怪すら恐れる存在。邪悪な思いを抱く人間を操ると言われています。
また、特典として用意される非売品作品「妖怪の聖夜」は、手塚眞氏の作品を2点以上購入した方にプレゼントされる限定作品で、妖怪たちが年に一度密かに宴を開く様子が描かれるという、夢のようなアート体験が提供されます。
手塚眞氏の活動と今後の展望
手塚眞氏は、アート系映画監督として国際的な評価を得る映像作家です。長編劇映画や短編アートフィルムの制作、イベントの企画からソフト開発まで、様々な表現活動を行っています。また、近年はAIを用いた漫画創作の研究に取り組むなど、その活動は多岐にわたります。
今後、Artennaは次世代アートのマーケットプレイスとして、さらなる発展を遂げていくことでしょう。日本のデジタルアートを世界に広める新たなチャレンジに、ぜひ注目してください。